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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2019年6月 9日 (日)

大河ドラマいだてん オリムピック噺・(22)ビーナスの誕生 ~女神が走る!~

どさ回りから東京に戻った美濃部孝蔵(三遊亭朝太)は
このころ、コロコロと名前を変えていました。
朝太から二つ目昇進で三遊亭圓菊、師匠が変わって金原亭馬太郎、
その後は金原亭朝馬、金原亭武生、金原亭馬きんで真打に。

席亭・鈴本孝一郎が、噺もしっかりして来たからと
師匠・金原亭馬生に真打の話を打診して来たのです。
大正10(1921)年9月のことでした。

朝太の師匠が橘家円喬から三遊亭小円朝に代わった時に一緒にいた
万朝がいま栃木でたいこ持ちをやっているらしいのですが、
真打に上がるにも着る着物もなければみすぼらしい格好だろうからと
真打になるタイミングで渡して欲しい、と馬生に羽織を送ってくれたのです。

さらに席亭からは、袴、着物、足袋もいただきます。
早く渡してしまうとほら、質に入れてしまいかねませんからね(笑)。
しかし、こともあろうにそれらを質に入れてしまうという堕落っぷり。

そんな真打の姿に頭を抱える清さんと小梅ですが、
高田馬場の下宿屋の娘で、りんという女性との見合い話を持ってきます。
話はとんとんとんと進み、本人が腹を据える前にまとまってしまいます。

とはいえ、まあすぐに馬きんが心を入れ替えるとも思えません。
初日から博打で家を空けるという有り様です。

金栗四三の、わりと強引な女子体育の世界へ
お嬢さま学校・竹早の生徒たちを引きずり込んだ結果
少しずつスポーツに目覚めていき、

中でも手作りユニフォームに身を包んだ村田・梶原の2人は
各地のテニス大会に招かれ運動会のアイドルになりました。
そしてシマの夫で日本橋の百貨店に勤める増野に招かれるほどです。

テニスウエアが似合うには、美しい足をしなければならない。
そう言えば陸上選手の足は美しいよね、ということで
四三の美しい?足を参考に、陸上屋って見ると名乗り出るほどで
普及のスピードはまたたく間です。

女子生徒たちが少し浮かれている中、
それ以上にヤル気に満ちあふれているはずの
シマがちょっとナイーブになっています。

四三と生徒たちがジョギングしている間、スヤが話を聞くとおめでたでした。
教員としても女子体育のスタートとしてもこれからという時の懐妊は
何か間が悪いなあと思っていたシマですが、それはそれです。
丈夫な子を産みなっせ! と背中を押されます。


大正11(1922)年4月、二階堂トクヨは
代々木に全寮制の二階堂体操塾を設立。
現在の日本女子体育大学です。

そのころ竹早組は岡山高等女学校に招かれますが、
相手チームの女子たちは男のように大きく、力強そうで
まったく歯が立ちません。

村田も梶原も泣きじゃくりますが、
敗戦から何を学かが大事だと四三はふたりを励まします。

その一方でシマは、とても強かった人見絹枝に
強さの秘訣、練習時間などを果敢にインタビュー。
シマは、絹枝が陸上向きだと感じたわけです。

人見絹枝、身長170cm、後に日本人初の
女子オリンピック選手となります。


スヤは熊本で、長女政子を出産します。
ちなみにスヤはこの後、東京に出てきては子供を作り
熊本に帰って産んで、を繰り返して一男五女をもうけます。

そして同じころ、シマも長女りくを出産。
その産休の時間を使って絹枝に手紙を出します。
その年の秋、女子陸上大会は開催されましたが、
絹枝は残念ながら不参加でした。

その絹枝にこてんぱんに任された村田富江は
50m、100m、50m障害の3つに出場し全種目優勝!
しかし、このときの靴がフィットせず
黒い靴下を脱いで裸足で靴を履いたのがいけませんでした。

自ら脱いだにもかかわらず、新聞記者が撮影をし
それを得体の知れない露天商が売る。
娘の体を商売に利用されれば、当然として父親は怒ります。

文部省では女子体育で
靴下を履く強制を決定してしまいます。

しかし四三は、男子なら足を出してよくて、
女子がダメな理由を求めます。
そもそもきれいな足に憧れて陸上を始めたわけで
見られても構わない、だから出す。何の問題もない。

娘の体が好奇の目にさらされてしまうことについては
それは女子に非があるわけではなく、男が悪いわけです。

四三が言いたいのは、靴下を脱いだおかげで
娘が日本一の記録を出したというのに
そこを一切誉めないという父親の頑固さです。
「なーしそこば褒めてやらん!?」

あんたらがそぎゃんやけん女子スポーツはいっちょん普及せん!
いつまっでんヨーロッパに勝てんとです!!

自分たちの思いをすべて言ってくれた四三に
村田は感謝しています。


結果的に村田大作を敵に回したのがまずかったようで
四三の依願退職を求めてきました。
こればかりは校長も助け舟の出しようがありません。

生徒たちも、スポーツの面白さを教わったというのに
これからは昔と同様、はかまをはいて生活するスタイルに逆戻り。
生徒たちは四三の退職撤回を求めてボイコットします。
「不当解雇、反対!」

そもそも女らしさって何ですか?
歯を見せずに笑い、腿を見せずに走ることですか?
男が走れて女が走れないなんておかしい!
女らしさを男が決めるなら、男らしさは女に決めさせるべき!

校長は困ってしまい、誰かに反論を任せようとします。
反論ないんですか!? という校長に
シマは「私はないです」と校長を見据えます。


※このドラマは、史実を基にしたフィクションです。

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作:宮藤 官九郎
音楽:大友 良英
題字:横尾 忠則
噺(古今亭志ん生):ビート たけし
──────────
[出演]
中村 勘九郎 (金栗四三)
綾瀬 はるか (池部スヤ)
杉咲 花 (増野シマ)
永山 絢斗 (野口源三郎)
勝地 涼 (美川秀信)
満島 真之介 (吉岡信敬)
山本 美月 (本庄)
柄本 佑 (増野)
──────────
森山 未来 (美濃部孝蔵・語り)
神木 隆之介 (五りん)
橋本 愛 (小梅)
峯田 和伸 (清さん)
川栄 李奈 (知恵)

夏帆 (おりん)
池波 志乃 (りん)
小泉 今日子 (美津子)
──────────
黒島 結菜 (村田富江)
菅原 小春 (人見絹枝)
中村 育二 (席亭)
板尾 創路 (村田大作)
──────────
三宅 弘城 (黒坂辛作)
寺島 しのぶ (二階堂トクヨ)
役所 広司 (嘉納治五郎)
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制作統括:訓覇 圭・清水 拓哉
プロデューサー:家富 未央・大越 大士
演出:林 啓史


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『いだてん』
第23回「大地」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜
BS4K:午前9時〜

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