2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« 連続テレビ小説おしん・(139)~(144)自立篇 | トップページ | 連続テレビ小説おしん・自立篇(145)~(150) »

2019年6月16日 (日)

大河ドラマいだてん オリムピック噺・(23)大地 ~閉ざされる夢~

金栗四三を辞めさせよという生徒保護者の圧力に屈し
四三の依願退職で終結させようとした学校。
四三から直接スポーツの楽しさを教わって来た生徒たちは
教室に立て籠り、不当解雇反対! とボイコットを始めます。

そのことはまたたく間に街中に話が広がり
四三の下宿先・播磨屋にも届くわけですが、
シマと増野の生まれたばかりの娘・りくは
増野の顔を見てきょとんとしています。
「お母さまのお帰りは遅くなりそうだ」

竹早の校長は困ってしまい、誰かに反論を任せようとしますが
四三は大声で「村田! 梶原!!」と叫び、
感動の説教でも始まるかと思いきや
ぬしら腹減っとらんかね、と気の抜けた返し。

今出てきたら、豚鍋を奢り、大福、バナナも食わせてやる、と
生徒たちを釣って外に出そうとしたまさにそのとき、
四三を退職させろと要求した村田富江の父・村田大作が乱入し
出て来い出て来いと場を乱すものだから、

さすがのシマも「あとちょっとだったのに」と
怒りを露にします。

そこに、竹早でボイコット! と聞いた播磨屋のおかみ・ちょうが
ウチだって四三に辞められては困る、と握り飯の差し入れです。
さらにはバットやら何やら、攻撃に使えそうなものを
たくさん持参してくれるわけですが、

シマがひとつ提案をします。

もし大作が言うように、女子の身体は運動に向いていないなら
大作と富江が競争をしてもらえばいいではないか、と。
どんなに鍛えたとしても、女が勝つはずがない。
女は男にかなわないんですよね! と富江をけしかけます。

もしこれで、医師である大作が言う医学的見地が覆され
富江が勝利したら、四三の退職はなかったことにしてもらいます。


生徒たちは全員教室から出て、見物です。
「みんな出てきたから解散でいいんじゃないか?」
大作が言うも、売られたケンカは買わなければ男ではありません。
校舎から校門前に付けられた車までの往復100m走を競争です。

村田親子は100m走を6本連続で行いましたが、
いずれも富江の圧勝。
プライドがあるのか、大作は負けたとも認めたとも言わないで
とぼとぼと帰っていきます。


そのころ孝蔵は、家賃がたまってしまい
おりんを連れて1度目の夜逃げ。
移ったのが田端動坂の一軒家、こちらは
おりんのお父さんが借りてくれたのですけどね(笑)。

芸人の女房だなんてこりごりだ、というおりんに
だったらもう別れちゃいなよ、と小梅は勧めます。
「仲人ではあるけれど、もうかばいきれないよ」


大正12(1923)年9月1日、二学期のスタートです。

嘉納治五郎が旗振り役の国立競技場がいよいよ完成です。
四三とシマを案内してくれるという治五郎の誘いでしたが
四三はシマに伝えたつもりが、伝えてなかったようで。

シマは始業式で学校を早く終わった後、
浅草十二階に集合し、浅草オペラ「お蝶婦人」を鑑賞するのです。

シマはりくを播磨屋に預け、浅草へ。
シマは浅草十二階から望遠鏡で競技場を見ています。


孝蔵はその日、ヒマを持て余しておりまして
2日が寄席の月給日だったので、1日は
噺家にとってはとにかく銭のない日であります。

朝から変な天気で、雨がパラパラッと降るがいやに暑苦しい。
それが止むと風で、
おてんと様と風と雨が運動会をやっているような。
からすが天を舞っています。

酒ねえのかい?──ございません!
そのやりとりにカチンときて、草履に片足を引っかけた時
天地がひっくり返るような大きな揺れに襲われます。

午前11時58分、どこの家も昼飯の支度をしている頃合いでした。
裸電球が天井に、ガチャンガチャン……。
勝手口見たらおりんは孝蔵の湯飲みで七輪に水を浴びせていて
そんな時にお気に入りの湯飲みを割ってしまいます。

落語・厩(うまや)火事──。

孝蔵はどういうわけか、近所の目についた酒屋に飛び込んで
酒を買おうとすると、主は好きなだけ飲んでけって言う。
孝蔵は煽るように酒をがぶ飲みし、2〜3本酒を持って帰ると
おりんは鬼の形相です。

「あたしゃ……身重なんだよ!」
その時に身ごもっていたのが、
今では敏腕マネージャーの美津子さんというわけです。


陸上競技場から真っ先に播磨屋へ戻った四三は、
黒坂辛作とちょう、そしてシマの娘・りくは無事でした。

地震そのものより、火災による被害が大きかったのです。

昼間だというのに日が落ちるというので
ハシゴを使って高みに出てみると、
日が落ちているんじゃない
火災で黒煙が覆い尽くしていたのです。

南風に乗って火の手は広がり続け
2日かけて東京をすっかり焼き尽くしてしまいます。


シマを探して方々を走り回る四三は
村田大作と再会します。
医師である大作はけが人を手当てし続けていまして
富江はその補助をしていたのです。

富江はシマと浅草オペラを見る約束をしていました。
浅草十二階です。
四三がその方角を振り返ると、
不気味に立つ十二階がありました。

浅草のシンボル、凌雲閣十二階も
八階のところでポッキリとぶった切られて
残りのところもすっかり焼けてしまっていました。

「諦めるしかないんでしょうか」
どこかで諦めなければならないのか、と
四三と一緒に探していた増野は泣き崩れます。

そこに、清さんが俥を引いて現れました。
四三と感動の再会です。
ふたり抱き合って再会を喜びますが
その様子を、増野は黙って見つめています。

「悪いな、喜びは喜びで思いっきり声に出さねえと……
 明るいニュースが少ねえからよ」
写真を見て容姿を確認し、シマの名前を聞いて
一緒に探す清さんです。


「あ、ウチはばあちゃんが被災したみたいです」
しんみりした話じゃないです、会ったことないし、と
五りんはあっさりと言いますが、
ばあちゃんの写真は定期入れの中に持っているそうです。

母親の形見だから、と大事そうに見せてくれたその写真は
──増野とシマの結婚写真でした。

五りんは、シマの孫だったのです。


※このドラマは、史実を基にしたフィクションです。

<hr />

作:宮藤 官九郎
音楽:大友 良英
題字:横尾 忠則
噺(古今亭志ん生):ビート たけし
──────────
[出演]
中村 勘九郎 (金栗四三)
綾瀬 はるか (池部スヤ(写真))
杉咲 花 (増野シマ)
柄本 佑 (増野)
──────────
森山 未来 (美濃部孝蔵・語り)
神木 隆之介 (五りん)
橋本 愛 (小梅)
荒川 良々 (今松)
峯田 和伸 (清さん)
川栄 李奈 (知恵)

夏帆 (おりん)
池波 志乃 (りん)
小泉 今日子 (美津子)
──────────
黒島 結菜 (村田富江)
板尾 創路 (村田大作)
──────────
三宅 弘城 (黒坂辛作)

役所 広司 (嘉納治五郎)
──────────
制作統括:訓覇 圭・清水 拓哉
プロデューサー:岡本 伸三・浅沼 利信
演出:井上 剛


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『いだてん』
第24回「種まく人」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜
BS4K:午前9時〜

« 連続テレビ小説おしん・(139)~(144)自立篇 | トップページ | 連続テレビ小説おしん・自立篇(145)~(150) »

NHK大河2019・いだてん」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 連続テレビ小説おしん・(139)~(144)自立篇 | トップページ | 連続テレビ小説おしん・自立篇(145)~(150) »