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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2019年6月23日 (日)

大河ドラマいだてん オリムピック噺・(24)種まく人 ~第一部完結!~

大正12(1923)年9月1日、関東大震災。
突如起こったマグニチュード7.9の大地震により
東京は壊滅的な被害を受けます。

 

大日本体育協会は、会長・岸清一の事務所に居を移し
新体制で始動したばかりでした。
この震災で、死者・行方不明者約11万人。
全壊家屋11万棟、火事で燃えた家21万棟。

 

金栗四三関連では、四三に憧れてスポーツの世界に身を投じた
増野スマが、どれだけ探しても見つかりません。
四三は、競技場見学の予定をはっきり伝えておくべきだった、と
自分を責め続けます。

 

有楽町の東京市庁舎も罹災し
外に張ったテント・青空市長室を震災対策本部として
急場を凌ぎます。

家を失った多くの人が身内を頼って被災地を逃れました。
東京に残った罹災者を救うため、
バラックと呼ばれる仮設住宅が大量に必要となりました。

 

当時の東京市長は永田秀次郎。
その迅速かつ冷静な対応力から、のちに震災市長と呼ばれます。
そんな多忙な永田市長の元に嘉納治五郎が訪れまして、
外苑競技場の内外を罹災者に提供しようと申し出ます。

 

国民の寄付で作ったのだから、競技場は国民のもの。
ただちに建設された外苑バラックには
6,400人の罹災者が収容されます。

 

鉄道も動きだし、里に帰った人が多いというので
さすがの四三も熊本に帰ります。
4年ぶりの帰郷でした。

 

 

「今、東京が大変なときに、なーし帰って来た? 」
東京が大地震で東京を捨てて逃げて来た、のであれば
阿蘇が爆発でもすれば熊本を捨ててすぐに逃げ出してしまう。
池部幾江は鬼の形相で四三を責め続けます。

 

しかし幾江の本心は、弱っている人に手を差し伸べないで
どうするのか、と言いたいわけです。
そう、地震に逆らうのではなく、その力を逆に利用して
最終的に人間が地震に勝てばいい、というわけです。

 

今から戻る、という四三に
幾江は救援物資として食べ物を提供します。
一人ではこれらを配れないので、スヤも加勢してくれますが
幾江はさらに熊本から追加分を送る約束をします。

 

 

一杯ひっかけてくる、と家を出た馬きん(美濃部孝蔵)ですが
ひっかけるような金がなく、そのままふらついていると、
建物をなんとか作って営業をしていたのです。

 

馬きんもそれに混じって夫婦の話をするわけですが、
焼け出されたばかりだというのに、
みな目をらんらんと輝かせて噺に聞き入るんです。
あんなに喜ぶとは思わなかった、と馬きんは苦笑します。

 

「四六時中ふさぎ込んでもいられねえ。
 たまには笑いてえし、酔っぱらいてえ」
それが人間さ、と清さんが言います。

 

 

それは、何往復もして物資を運んでいる四三も感じておりまして
最初こそ笑いもあったのに、今ではみんながふさぎこんでいる。
この暮らしがいつまで続くのか、と不安でたまらないのだと。

 

それで、ふさぎこんだ気持ちを発散させるためにも
外苑バラックでやってみてはどうかと治五郎に提案します。
子供たちは地震にかかわらず元気です。
遠足や林間学校がずっと続いているような感じです。

 

子供たちの笑顔が、ここでは唯一の救いだ、と
あの子供たちにこそオリンピックを見せてやりたいと
治五郎は決意を新たにします。

 

 

外苑バラックの自治会長・清さんと
体協の名誉会長・治五郎がしぶしぶ手を打って
復興運動会が行われることになりました。

 

競技は子どもたちのかけっこで幕を明けました。

 

復興運動会の競技数は40種目にのぼり、
40歳以上の男子による100m走、
親子競走など家族対抗の競技、球技も行われました。
大森兵蔵が伝えたバレーボールは、今や女学生に大人気。

 

子どもからお年寄りまで腹の底から大笑いして
にぎやかに楽しんだそうです。

 

 

その復興運動会の会場に、
岡山から人見絹枝がやってきました。
度重なるシマからの手紙に励まされ、
走り幅跳びで日本新記録を出せたのだそうです。

 

だからこそ、シマに御礼がいいたくて上京したそうですが……。

 

シマの消息を探してたまたま通りかかった夫・増野に
シマが絹枝に送った手紙を読んでもらいます。

 

復興運動会の花形、リレーで絹枝に出場してもらい
みんなを盛り上げてくれました。
ラストアンカー、村田富江と人見絹枝は固い握手を交わします。

 

最後を飾るのは徒競走です。
日本に帰って来た三島弥彦が参加します。

 

そして運動会に参加できなかった人々は
急ごしらえの寄席を楽しみました。

 

この日、笑わなかったものは一人もいませんでした。
ひとりも、いませんでした。

 

 

※このドラマは、史実を基にしたフィクションです。

 


 

作:宮藤 官九郎
音楽:大友 良英
題字:横尾 忠則
噺(古今亭志ん生):ビート たけし
──────────
[出演]
中村 勘九郎 (金栗四三)
綾瀬 はるか (池部スヤ)
生田 斗真 (三島弥彦)
杉咲 花 (増野シマ)
永山 絢斗 (野口源三郎)
満島 真之介 (吉岡信敬)
山本 美月 (本庄)
柄本 佑 (増野)
──────────
森山 未来 (美濃部孝蔵・語り)
神木 隆之介 (五りん)
橋本 愛 (小梅)
峯田 和伸 (清さん)

 

夏帆 (おりん)
──────────
中村 獅童 (金栗実次)
宮崎 美子 (金栗シエ)
黒島 結菜 (村田富江)
菅原 小春 (人見絹枝)
イッセー 尾形 (永田秀次郎)
──────────
杉本 哲太 (永井道明)
三宅 弘城 (黒坂辛作)
シャーロッド・ケイト・フォックス (大森安仁子)
古舘 寛治 (可児 徳)
岩松 了 (岸 清一)
寺島 しのぶ (二階堂トクヨ)
大竹 しのぶ (池部幾江)
役所 広司 (嘉納治五郎)
──────────
制作統括:訓覇 圭・清水 拓哉
プロデューサー:岡本 伸三・浅沼 利信
演出:一木 正恵

 

 

◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

 

NHK大河ドラマ『いだてん』
第25回「時代は変る」

 

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜
BS4K:午前9時〜

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