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2019年6月 7日 (金)

連続テレビ小説おしん・(133)~(136)試練篇/(137)~(138)自立篇

かつておしんが田倉本家を逃げ出そうとしていたことが
清の耳に入り、清は大激怒。
今回のことで田倉家から追い出そうと企んでいた清は
むしろ追い風だと、大手を振って出て行けと引導を渡します。

 

竜三は、おしんの逃亡未遂は知っているものの
ここはかばい立てしなければおしんはここにはいられないと
わざと冷静さを装い、そんな冗談を無責任な! と笑い飛ばします。
しかし清はうわさ話を信じてこんな話をしているわけではありません。

 

 

佐和は女郎のときの着物を売りながら金の足しにしていたのですが
耕造の妹がその手元に残る着物のうち1枚を欲しがっていて、
すると隠していた大金が出てきて──。

 

妹たちでさえ稼ぎの全てを家に入れているというのに
どうして佐和はそんなに金を貯め込めるのか?
考えられるとすれば、家の金をくすねたか、女郎を続けているか
その2つしかありません。

「あン金は……田倉のおしん奥様にいただいたもンですたい」
そしておしんが佐和を東京に誘った事実が判明し、
耕造の母親が田倉本家へその照会があったのです。
ここまで証拠を揃えられたら、もうおしんには何も言えません。

 

おしんは、佐和のところに急ぎます。

 

その道の途中で、佐和の夫・耕造がおしんを見つけるやいなや
佐和を返せ! とおしんの首をしめます。
竜三がどうにか二人を引きはがし、冷静になって聞いてみたのが
こういういきさつだったのです。

 

おしんは耕造に頭を下げ、余計なことをしたと詫びますが
冷静になってみればおしんのせいではありません。
佐和のことで、耕造と母親や妹たちとは諍いが絶えませんで
女郎女郎と言われ続ければ、さすがに逃げ出したくなるでしょう。

 

耕造は、佐和を守りきれなかった自分自身を責めます。

 

 

大五郎に詳細を聞かれたおしん。

 

東京へ逃げようという覚悟をし、実行に移したのはホント。
しかしそれを寸でで竜三が引き止め、その押し問答の際に
突き飛ばしたことでおしんにケガをさせてしまった。
だからこそおしんは自分が一生面倒を見なければならない。

 

なおもだだをこねる清を黙らせ、柔和な表情を浮かべる大五郎。

 

「おしん……身体ば大事にしてよか子ば産まんば」
竜三も自分もおしんの味方としてついているからな、と言われ
おしんには、追い出されても仕方のないことなのに
意外な展開に信じられない気分でいました。

 

 

おしんと竜三の間には、夫婦の新しい命の芽生えを契機に
また昔のような愛の絆が生まれていました。
竜三の思いやりさえあればどんな苦境でも
乗り換えていけるのだとおしんには嬉しかったのです。

 

しかし、田倉本家にはおしんや竜三の気持ちを
踏みにじる事情がまだまだあるようです。
端午の節句に立てるのぼりも、雄の分はないのです。

 

夕飯後、竜三は清に呼び出されます。
田倉家としては、実家に戻ってくる篤子のために
おしんにここで子どもを産ませるわけにはいかないのです。

 

すべては、同じ時期に一つの家から
2人の子供が生まれるのを忌み嫌います。

 

時期が重なれば、どちらかの子が欠けるという迷信で
だから、実家に帰ってくる初お産の篤子を優先させるために
おしんにはよそで生んでもらわなければなりません。

 

おしんと竜三の間には、夫婦の新しい命の芽生えを契機に

また新鮮な愛のきずなが生まれていました。
子どものことも、竜三にとって
大きな負担だと考えていたおしんには
新たな子供をみごもったことすら言えば
目の敵にされてしまうと考えていたのです。
いまは行方不明となっている佐和のためにも
おしんを田倉家で出産させてやれない事情。
それは、田倉家に戻ってくる末の妹・篤子が
実家で生みたいという気持ちがあったからです。
篤子とほぼ同じ産み月となるおしんには
田倉家での出産は遠慮してもらわなければ
どちらかが死産になるという迷信があったわけです。
雄を昼間預かって子守してくれているとはいえ、
たまにはおしんに抱かせてやってほしい、と言っても
帰ってきたときのおもちゃにされたのでは、日ごろ
子守をしている者が浮かばれないと不満顔の清です。
清は、おしんに山形で出産してもらおうと言い出します。
今までは竜三とおしんを別れさせようという気持ちがありましたが
今回はそういう気持ちではないことだけはアピールしておきます。
しかし、おしんは右手を負傷しているし、子供もいる中で
佐賀から山形へ帰そうというのが土台無理な話なのであります。
どうしても佐賀で生ませるという竜三に
雄をだしにどうなってもしらんよと人質扱いの清です。
冷戦状態のまま、3日が経過しました。
今回は清はまったくおしんにかかわらなくなり
おしんも清を見るなりたちまちご飯をやめて去っていき、
見ていられない恒子は夫の福太郎に相談する状況です。
確かに迷信の一言で片づけられないところはあるので
初めてのお産となる篤子も、清も気持ちが立っているのです。
福太郎は恒子に、見ざる言わざる聞かざるを守れと
どちらの味方をすることも許さぬと徹底的に教えなおします。

おしんは、清の機嫌を損ねるようなことはしたつもりはありません。
しかし清の機嫌がすこぶる悪い理由を知ってしまいました。
おしんが清の反対を押し切って佐賀で出産するために
竜三はおしんの世話をしないでもいい、と言ったわけです。
そして恒子も、今回の清のいびりが単なるいびりに思えない、と
悪いことは言わないから山形で産んだほうがおしんのため、と言います。
一つの家に二つの出産はどちらかが欠けるという迷信を信じている清が
今は恐ろしい存在になっていました。
清は、おしんを預かってくれる家が見つかったそうで、
そちらで出産してもらいたいと伝えますが、
おしんには、そのくだらない迷信のためにどうしても他家で
出産しなければならないという理由がわかりません。
おふくろ様に立てついたのだから、
ひどくならないように謝るように竜三にすすめられても
私は悪いことをしていないという一点張りのおしんに
なすすべのない竜三でした。
【試練篇 完】
<hr />
【自立篇】
おしんが清の命に反対を唱え、
田倉家での立場をなくしていたころ
少しずつ変化が出てきました。
大五郎は干拓事業で得た金を竜三に渡し、
精の付くものを食べさせなさいと言うし
福太郎は、着物の一枚でも買って着せてやれと
金を渡します。
やがて梅雨に入り、一年でももっとも多忙なときに
篤子が帰ってきました。
篤子が帰ってくるというので、
家にいたみんなでぜんざいを食べていたわけですが、
夕方、畑に出ていた竜三とおしんには
篤子が風呂に入っているから竜三が次で、と言われます。
ぜんざいのことも、幼子が教えてくれなかったら分からなかったわけで、
一日畑にも出ずに楽している人間が恩恵を受け
畑に出て泥まみれになっている人間にぜんざいも食わせてもらえず
風呂にも入らせてもらえないというのはあまりに理不尽です。
竜三はついに、清に反抗心をむき出しにします。
おしんは竜三を家の外に連れ出し、落ち着いて諭します。
嫁はその家の嫁といっても赤の他人であるし
娘は他家に嫁いでも実の子供であるし、
違いがあって当然な話であります。
それに、誰も味方のいないおしんを助けるべく
竜三が清に立てついたところで、
清ににらまれてしまうのはおしんなのです。
おしんを助けるなら、黙っているにしくはなく。
ただ、そのことが竜三の自尊心を
ひどく傷つけてしまいました。
もう何も口出ししない、とつぶやいて
出て行ってしまいます。
雨降りの日。
大五郎は畑は休んでいいぞ、とおしんに声を掛けますが、
おしんはいくら雨だからといっても畑に出るつもりです。
今日は産婆が篤子を診察に来るというので
ついでにおしんも診てもらおうと声を掛けますが、
清は、畑を休まれた上に産婆に見せるというのは
もってのほかだと断ります。
大五郎の行為も、ふじからの手紙も
清にかかるとおしんを責める材料にしかなりません。
とにかく、耐えるしかないと唇をかみしめていました。
<hr />
作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り手:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
田中 裕子 (おしん)
泉 ピン子 (ふじ(声))
並木 史朗 (竜三)
長谷 直美 (篤子)
観世 葉子 (恒子)
──────────
高森 和子 (清)
北村 和夫 (大五郎)
─────────
制作:岡本 由紀子
演出:江口 浩之

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