2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« 大河ドラマいだてん オリムピック噺・(27)替り目 ~~ | トップページ | vol.276・イヤな上司との関わり方 »

2019年7月19日 (金)

連続テレビ小説おしん・自立篇(169)~(174)

おしんが酒田を去る日が来ました。

8歳の時に酒田の加賀屋に奉公に上がり、
それから8年の歳月を過ごした縁で
ふたたび帰ってきたおしんでしたが、
酒田もおしんの永住の地にはなりませんでした。

おしんの店には加代と安田浩太がやって来て
いつしか別れを惜しむ酒になっていました。

加賀屋に挨拶を済ませ、雄とふたり伊勢に向かいます。


旅行を続けるおしんおばあちゃんと圭は
住まいはすぐそこだというのに、やはり家とは離れた
ホテルに泊まるという徹底ぶりで
伊勢の海岸沿いを歩いています。

浩太の伯母が漁をしているという
神山ひさ邸にたどり着きました。

ひさは、おしんを単身、
酒田から伊勢まで寄越すなんてひどいと笑いますが、
浩太は労働関係の協議で全国を飛び回っているので
それはそれで仕方ないと思っていたのですが、

ひさの話を聞くと、
浩太の父親は大地主の多額納税者で貴族院議員でありまして
それに反抗しての現在の活動に親泣かせとため息交じりです。


何が何だかわからないまま、
おしんは魚の行商の第一歩を踏み出しました。

取れたての魚で競りというものを体験し
買った魚と雄を箱車に乗せて近場からスタートします。
途中ひどい雨に打たれ、笠を雄にかぶせ
それでもおしんは重い箱車を押し続けます。

しかし決まった行商人が各戸に売りに来ていて
おしんが入り込む隙間はありません。
かといって捨てるのももったいないので、
ただでもらってもらうことにします。

翌日からは少し工夫をして
『カレイ一尾十五銭』ののぼりを立てて歩きます。
そののぼりを見て、昨日の売れ残りかと魚を見てみますが
確かに今朝上がった新鮮な魚ばかりです。

たちまち人だかりができ、人だかりがさらに人を呼び
飛ぶように売れていきます。

ほかの行商人からのクレームも入りますが、
ひさは、おしんのやり方が通るかどうか
自分の力でやってみなはれ、と背中を押します。

おしんが安く売ったのも、自分の顔を覚えてもらいたいからで
ただであげたのも、次に行ったときに覚えていてもらえるからです。
損して得とれとはよく言ったものですが、
それを実行しているにすぎません。

大量仕入れしても売り切れてしまえば、
途中の畑仕事を手伝ったり
法事の手伝いをしたりしてたちまち評判を得ていきます。

嵐の日には漁に出られないので魚の入荷がない。
行商人の骨休み、となるところですが
おしんはその休みを利用して
前もって料理しておいた魚を売ろうという考えです。


その年の暮れ、大正15(1926)年12月25日に天皇陛下が崩御、
時代はあわただしく大正から昭和へと変わり
おしんがひさの家に世話になって一年が経っていました。

おしんはその夜、佐賀の田倉竜三に手紙を書きました。
竜三に伊勢に出てきてもらうことこそが、
浩太への恩に報いることだと考えたわけです。

ただ、ひさは夫を待つ必要はない、と言うし
佐賀ではいつか故郷に呼び寄せるという竜三に
大五郎はおしんを諦めるか意地を捨てて伊勢に行くか
二択を迫りますか、竜三は佐賀を離れる気はありません。


台風一過、明るい青空でした。

その台風は、長崎と佐賀で甚大な被害をもたらし
大五郎や竜三が作ってきた干拓地もたちまち流してしまい
4年の歳月が無駄になってしまいました。

そして田倉家の稲もすべて水につかってしまいました。

竜三にとって男子一生の夢をかけた仕事でしたが
それがやぶれてしまって、竜三は佐賀に残る理由もなくなり
田倉本家を出る決意を固めます。


竜三は新天地・満州へ向かうことを考えていました。

しかしその前に一目だけ、おしんや雄の姿を見ていたくて
遠回りながら伊勢に立ち寄ったわけです。

「どうしてこのまま別れなければならないの」
おしんは竜三をつかんだまま離しません。


作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り手:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
田中 裕子 (おしん)
並木 史郎 (竜三)
渡瀬 恒彦 (浩太)
小林 千登勢 (みの)
東 てる美 (加代)
──────────
赤木 春恵 (ひさ)
北村 和夫 (大五郎)
高森 和子 (清)
大橋 吾郎 (圭)
乙羽 信子 (おしん)
──────────
制作:岡本 由紀子
演出:小林 平八郎・大木 一史

« 大河ドラマいだてん オリムピック噺・(27)替り目 ~~ | トップページ | vol.276・イヤな上司との関わり方 »

NHK朝ドラ・おしん」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 大河ドラマいだてん オリムピック噺・(27)替り目 ~~ | トップページ | vol.276・イヤな上司との関わり方 »