連続テレビ小説おしん・太平洋戦争篇(199)~(204)
昭和12(1937)年7月7日の盧溝橋事件をきっかけに
日本は泥沼のような戦争にのめり込んでいました。
しかし遠い大陸での戦争は、おしんにとって
戦争の残酷さも恐れも切実なものではありませんでした。
それより、5人の子どもの暮らしを守ることの方が
大切なおしんです。
年の暮れ、竜三の次兄で陸軍少佐の
亀次郎が田倉家を訪ねて来ました。
いかめしい軍服姿での亀次郎の来意がつかめず、
おしんはなぜかイヤな予感がして不安でした。
そしてその不安は的中するのです。
中学3年生に成長した雄の姿を見て、
陸軍士官学校に志願するとよか、と言い出したのです。
雄は軍人の世界について興味があって、
いろいろと聞いてみたいことがあるようですが、
おしんは、亀次郎の話を聞かせずに
雄に店の手伝いをさせます。
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