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2019年10月19日 (土)

小学校百景

東に教師が教師をいじめる小学校あれば
西に風通しのいいすばらしい関係の小学校あり──。

 

あるアプリがきっかけで知り合った県内の小学生の誘いに応じて
その小学生が通う小学校のバザーに顔を出しました。

本当は、6月に行われた運動会のお誘いも受けて赴いたのですが
その小学生は児童会長でドタバタ忙しいし、
Kassyはどの子なのか全く知らないので、
お互いにすれ違って会えなかったのです。

その小学校は比較的、地域開放型の学校で、
学校行事でも誰でも入ってきていいですよ! というところ。
通常なら、しおりを持った保護者のみゲートを通過させるなどの
警備体制も、この学校では全くありません。

グラウンドにテントが立ち並び、小学校1年生(の保護者の方々)のブース、
2年生、3年生と続き5年生まで、
そして地域にあるお店さんも出店されておられました。
メニューは…けっこう似たり寄ったり(笑)。

そして6年生(の保護者の方々)は、体育館で物販を担当していました。
アクセサリーやバッグ、洋服までいろいろです。

12:15開始というので、12:30ごろに校内に入ったのですが、
もうすでに学生さん、保護者の方々でごった返しています。
さあー、この中から探し出して会うことはできるのでしょうか。

着ている格好は昨日の段階でお伝えしているので、
とりあえずそれが分かるようにグラウンドを一周、体育館内を一周し、
「背の高い6年生女子」っぽい人にアピールしまくりますが
どうも反応がありません。

そのうち、ステージでは太鼓だのバトンだのダンスだのと
見せ物が始まりまして、もしかしたら舞台に立つのかもしれないと
ステージの近くに陣取ってすべての団体の見せ物に拍手を送り
アピールするも、反応なく。

そのうち、その小学生を探すという目的意識は薄れ
純粋に、見せ物を披露している小学生や学校の先生に
エールを送っている、ただの近所のおっさんと化していました。

着目したのは、先生方の演奏の出し物に出ていらした、女の若い先生。
おそらくは新任の先生だという見た目の先生なのですが、
気持ちよさそうに、ホントに心地よく鍵盤ハーモニカを演奏していました。

そこでKassy、余計なことを思い出してしまいました。
いじめ撲滅担当の教諭らによる、教師いじめ事件です。

事件の概要はともかくとして、ここの小学校では
そんなことはないんだな、とすぐにわかるほど
先生方と生徒たち、そして保護者の方と地域の方がつながっていると感じました。

だってここの小学校でもし仮にそんなことがあったら
新任の先生なんか気持ちよくハーモニカなんて弾いてられないし
そもそもそんなバザーだなんて行事も行われなさそうですよね。

そして生徒たちも、このバザーに向けて一生懸命に練習したであろう
その成果が、ちゃんと発揮できていました。
よくできました! と「あっぱれ!」をみんなに上げたいぐらいでした。

みんな、ここの小学校に通うことができて幸せだね、
ホントにそう思いました。
あわよくば、Kassyも通ってみたかったなあ。

 

さてさて、その待ち合わせしていた小学生ですが
外部のクラブ活動で隣の小学校に行っていたみたいで、
14:00に小学校に帰ってきました。
どうりでどこにもいないわけだ…。

「おしごと、がんばってください! 悩みはなんでも聞くからね」
44歳オッサンが病んでいることを知っているかわいらしい
小学6年生に励まされて、ちょっと照れ臭いですが
ありがたくお言葉をちょうだいいたしました。

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