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2019年10月11日 (金)

連続テレビ小説おしん・再起篇(232)~(237)

昭和25(1950)年夏、
終戦から5年が過ぎた日本はようやく戦後の混乱も落ち着き、
経済成長の時代を迎えようとしていました。

仁はいろいろ計算してみて、魚屋と八百屋だけでは
4人が食べていけないと算出するのですが、おしんはそう思っていませんで、
魚屋と八百屋で充分だと考えています。
その日その日の必要なものを確かに販売していける、
堅実な方法だと信じて疑わないわけです。

実は仁は、予科練時代のつてで東京の百貨店で働きたいと考えているのです。
おしんは、ただこき使われるだけだと反対しますが、
仁は、こんなみみっちい商売をするぐらいなら
出ていったほうがましだ、と決意します。

 

結果的にはケンカ別れになってしまいましたが、
おしんは仁に当座の生活費を預け、送り出します。
初子は、おしんの冷たさに怒りたくもなりますが、
実はそれがおしんの愛情であることに気が付きます。

 

朝鮮戦争の軍需景気で、工場へ働きに出る主婦層がいることを知った初子は、
大変だけど、という前提で、店で魚や野菜を売った後、
工場近くに販売に行かないか、と提案します。

そうなると、おしんと初子が販売しに行っている間は禎ひとりとなりますが、
お店のことはしない分、受験勉強に
勤しんでもらいたいというおしんの計らいです。

 

東京の百貨店に出て行った仁は、
人事課から配送係の任務を受けます。
もっとやりがいのある仕事をしたかったと苦い顔の仁に、
世話をしてきた予科練時代の友人は、
旧制中学を出ていない学歴では厳しいと伝えます。

いずれ店の手伝いをすればいいから学歴は気にしなかった仁としては、
後悔することばかりです。

 

それから、仁の下宿先に手紙を出したおしんと初子ですが、
いずれも宛先人不明で戻ってきました。

電話で確認すると10日も前に辞めているということでした。
しかしおしんは、仁が「自分の道は自分で選ぶんだ」と大口をたたいて
出て行ったのだから、しばらくは様子見を決め込みます。

 

昭和26(1951)年の正月、戦死した雄の友人の川村が訪ねてきました。
無一文で復員していろいろなものを手当たり次第に売りまくり、
元手ができると株を初めて会社を興し、家も建てたそうです。
そんな川村が訪問した第一の理由は、初子に求婚するためでした。

初子は、知らない人間からいろいろ思われるのは少し不愉快だと、
求婚のことはありがたく感じつつも断って、閉じこもります。

川村はそれからちょくちょく顔を出すようになっていまして、
駅前の土地を買ったから必要な時はどうぞ、とか、
戦争という時代に生きた人間だから、誰だって傷はあるんだ、と、
そんなことでくよくよするよりもっとでっかく生きていきましょうと、
なかなかおもしろいことを言ってくれます。
初子はそれが、少しずつ心の雪解け水になっていっているのが自分でもよく分かります。

名古屋に住む女が、仁が住み着いて困ると引き取りを言いに来ました。
おしんは迎えに行くつもりがないので、初子が代わりに名古屋に出向きます。
商売の難しさ、つらさがわかっただけでもよかったじゃないの、
と前向きに言って、帰ってくるように説得します。

そんな仁が自分の考えで帰ってきたのは、それから間もなくのことでした。
仁は百貨店を退職した後、いろいろな仕事をやってきたそうですが、
結局は行き詰って帰ってきたことになります。

ただ、最初からやり直したいと戻ってきたのです。
学歴がなくてもできるのを証明したいのです。
仁のために、かつて川村が買った駅前の地所を
貸してもらえるか初子が相談に行きます。
そうしてくれれば川村との結婚も持ち出すのですが、
地所を差し上げるというのと結婚話は別に考えてもらいたい、と伝えます。

名義を変えての書類が書留で送られてきたころ、
新聞の報道で川村が殺されたことを知ります。
自分たちには明かしてはいませんでしたが、実は高利貸しで
情け容赦ない取り立てで人の恨みを買っていたのかもしれません。

親戚もいない川村の遺体をおしんが引き取って
荼毘に付し、雄の墓の隣に埋葬してやりますが、
この川村から譲り受けた土地があったおかげで、
おしんは将来の危機を乗り越えていくことになります。


作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り手:奈良岡 朋子
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[出演]
乙羽 信子 (おしん)
田中 好子 (初子)
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赤木 春恵 (ひさ)
渡瀬 恒彦 (浩太)
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制作:岡本 由紀子
演出:竹本 稔

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