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2019年11月17日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(43)ヘルプ! ~~

昭和37(1962)年、東京の景色が劇的に変わり始めます。
環状線にぐるりと囲まれ、首都高速や新幹線の高架が頭上を通過する。
すべて突貫工事。2年後のオリンピックに間に合わそうと必死です。

しかし、国民の盛り上がりはいまひとつ。
そこで! この男に白羽の矢が立ちました。
古今亭志ん生の弟子・五りんです。
オリンピックの広告塔を探していたまーちゃんこと田畑政治に呼び出され、
面接にやって来ました。

「盛り上がってないじゃんね~、オリンピック」
そのオリンピックを盛り上げようと、宣伝部長を探していたまーちゃん。
あっという間に五りんを採用してしまいます。

聖火リレーの走行予定ですが、
まずはギリシャ・オリンピアで採火されアテネへ。

日本航空特別機でイスタンブールにわたり、
ベイルート、テヘラン、ニューデリー、バンコク、マニラ、
香港、台北とそれぞれの国で聖火リレーをして、
占領下の沖縄に上陸するのです。

当時はアメリカの占領下にあった沖縄も、
この日だけは日の丸を掲げてもいいように
特例を認めてもらえるように米軍と正式な交渉をしている最中です。

沖縄からは船で鹿児島にわたり、広島、大阪、名古屋、
そして東京に到着する、という計画です。

 

親友・河野一郎がまーちゃんを訪ねてきました。
無念のオリンピック返上から24年、
経済企画庁長官などの政府要職を歴任し、
今や農林大臣、政界の実力者となっていました。

「津島さんを辞めさせようとしているそうじゃないか」
河野はかなりのご立腹です。
川島正次郎から聞いたところでは、
田畑が津島を高齢を理由に辞めさせようとしている、と。

それを言い出したのは川島です。
東 龍太郎にもけしかけていました。
「出たな、陽気な寝業師、川島」
まーちゃんは、内なる敵とも戦わなければなりませんでした。

 

6月、事務総長のまーちゃんはモスクワへ。
恒例のIOC総会に出席するためです。
まーちゃん悲願の、女子バレーをオリンピック正式種目に入れる、
最後のチャンスなのです。

ここもまた平沢和重の力を借りて、
同じく女子バレーでメダルを狙うソ連を巻き込んで
ついに正式種目に決定しました。

そして東京オリンピックは、
昭和39(1964)年10月10日開催に決定します。

しかし、総会の留守中に、
「津島下ろしの首謀者は田畑だ」と言いまわる川島のせいで
まーちゃんの立場がだんだんと悪化しているのはまちがいありません。

 

ジャカルタで行われる第4回アジア競技大会。
19ヶ国が参加するこの大会は、オリンピックの前哨戦。
日本スポーツ界は、252人の選手団を送り込む力の入れようで、
8月19日、羽田を出発します。

しかしインドネシア政府は、台湾とイスラエルにビザを発行せず
締め出すという暴挙に出ました。
IOCは、この大会を公式なものと認めず支援もしないとコメント。
日本の世論も、ボイコットすべしと傾き始めています。

日本は引き上げる! と津島が言い出し、自らも帰ろうとしますが
まーちゃんはそれを押しとどめます。
そんなとき、川島が目の前に現れたのです。

まーちゃんは、それでピーンと来ました。
「中止だ中止! と言ったら、さぞかし困るでしょうねえ」
オリンピック担当大臣が、インドネシアのスカルノ大統領と
ずぶずぶの関係にあるのだ、と。

 

※このドラマは、史実を基にしたフィクションです。


作:宮藤 官九郎
音楽:大友 良英
題字:横尾 忠則
噺(古今亭志ん生):ビート たけし
──────────
[出演]
阿部 サダヲ (田畑政治)
中村 勘九郎 (金栗四三)
星野 源 (平沢和重)
松坂 桃李 (岩田幸彰)
安藤 サクラ (河西昌枝)
徳井 義実 (大松博文)
──────────
森山 未来 (語り)
神木 隆之介 (五りん)
荒川 良々 (今松)
川栄 李奈 (知恵)
池波 志乃 (りん)
小泉 今日子 (美津子)
──────────
桐谷 健太 (河野一郎)
──────────
松重 豊 (東 龍太郎)
三宅 弘城 (黒坂辛作)
皆川 猿時 (松沢一鶴)
古館 寛治 (可児 徳(回想))
井上 順 (津島寿一)
薬師丸 ひろ子 (マリー)
浅野 忠信 (川島正次郎)
役所 広司 (嘉納治五郎(声))
──────────
制作統括:訓覇 圭・清水 拓哉
プロデューサー:岡本 伸三・吉岡 和彦
演出:津田 温子

 

◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『いだてん』
第44回「ぼくたちの失敗」

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