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2020年1月24日 (金)

プレイバック信長・(06)大名への第一歩

【アバンタイトル】


日本へ来たザビエルたち宣教師は
ローマ教皇庁のイエズス会に属していた。
この修道会は、宗教改革の波に対抗して
保守派が体制内改革を目指して作ったものである。


その創設メンバー7人の中にザビエルもいたが、
中心人物は、イグナチオ・デ・ロヨラであった。
彼は、スペイン北部・バスク生まれのもと軍人であった。


偶然ではあるが、ザビエルはその隣の
ナバラ王国生まれで、貴族の息子であった。


ロヨラは軍人を辞めた後、マンレーサで修業を重ね、
やがてパリ大学でザビエルたちと出会った。
そして1534年、イエズス会の創設を誓ったのである。
ちなみにこの年は、信長の生まれた年でもある。


ロヨラたちは自らを神の正史といい、
軍隊的な厳しい規律を誓い、形式的なものを排して
直接神の教えを実践する修行をモットーとした。


彼らが新発見の国に派遣されたのは、もちろん布教のためであったが、
結果として、政治や貿易問題に巻き込まれることになった──。

 


那古野城に、ひとりの武者が駆け込んできました。
彼は守護・斯波義統の息子で、義銀です。
川遊びに誘い出され、清洲城に義統とわずかな家臣だけになったスキに、
そこを守護代織田信友が攻撃してのクーデターでした。


守護殺しは大罪のため、
織田信長の那古野城と、末森城の織田信行に一気に緊張が走ります。


加納随天の占いでは、凶ゆえに動かない方がいいものの、
今回ばかりは動かなければならない、というもの。
出陣時には、自分を支える足元に気を付けること、
前方の敵にばかり目がいって、後方の真の敵にも気を配ること、との忠告です。


軍隊はいったん那古野城に集められ、軍議が開かれます。
信行軍をまず清州に向かわせ、信長本軍は後から追いかける形です。
しかし信友軍は清州から外に出たところでとどまっているらしく、
奇襲をかけようという動きすら見せません。


信長は自軍の半分を背後の敵からの備えで那古野城に残し、
随天には200の兵を与えて末森城の警備に当たらせます。


目立った戦功がないまま、信長は我らの勝ちとして
清洲城に、城明け渡しの使者を立てます。
清洲城はいわば織田本家も居住した由緒ある城ゆえに
無理に攻め込んで汚したくないという気持ちなのかもしれません。


しかし、明け渡しの要求に相手方が応じないまま、
時間だけが過ぎていきます。


 


山口に滞在している宣教師一行と慈海ですが、
日本人は楽しさよりもお涙頂戴のお話が好きだと気付き、
慈海の琵琶語り平家物語を先に聞いてもらい、そこから神の存在の話を取り出して
話に入るように工夫します。


 


天文23(1554)年5月、織田信光が那古野城に入ります。
清洲城の坂井大膳から内内の話があり、
坂井と信光とで尾張下4郡を山分けしようというのですが、


信光が信長にその話を持ってきたということは、
坂井と信光が手を結ぶのではなく、
信長と信光が手を結び、尾張を山分けしようというのです。
乗り気ではない信長でしたが、最終的には同意します。


その日の夜、信長がこっそりと清洲城を囲んでいると
清洲城から川尻秀隆が出てきて信長軍に捕らえられます。
守護代信友を捕らえた坂井大膳の勝手し放題、そこに信光が現れて手を組む。
裏切りが裏切りを呼ぶいまの清洲城に嫌気がさし、
那古野城に向かうところだったのです。


川尻が清洲城を出てすぐ、信光がクーデターを起こし
坂井大膳が追放、そして信友に切腹を迫ります。
信長は、一兵も失うことなく清洲城に入り、
尾張下4郡の半分を支配下に置くことになりました。




原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
高橋 惠子 (るい)
的場 浩司 (池田恒興)
滝田 栄 (柴田権六)
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柴 俊夫 (滝川一益)
稲川 淳二 (慈海)
田中 健 (佐久間信盛)
本郷 功次郎 (佐久間盛重)
フランク・ニール (ルイス・フロイス)
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宇津井 健 (林 通勝)
鈴木 瑞穂 (坂井大膳)
平 幹二朗 (加納随天)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
    :NHKテクニカルサービス
演出:小松 隆

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