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2020年2月 9日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(04)尾張潜入指令 ~光秀は菊丸と敵地尾張へ~

天文17(1548)年・春。

海道一の弓取りと言われた駿河の今川義元が軍を動かします。
目的は、三河の制圧と尾張への侵出でした。

織田信秀の軍は、三河の小豆坂で今川軍を迎え撃ちますが、
両軍譲らず、決着がつきませんでした。
この戦いは痛み分けに終わりますが、尾張古渡城に戻った織田軍の消耗はひどかったのです。

 

斎藤利政から稲葉山城に呼び出しを食らった明智光安と明智光秀。
小見の方の容態もだいぶ安定し、望月東庵と駒が京に戻る日が来たのです。
まっすぐ京に戻る、という東庵に、利政は笑って指さします。
「ここから尾張へ向かわれるのではないかな?」

利政の調べでは、尾張の織田信秀とは昵懇の間柄でありまして、
かけ事では信秀に10貫ほどの借金をしているのだとか。
そこまで調べられているのでは嘘は通らぬと、
大笑いしながら白状する東庵です。

さらに、先日の小豆坂の戦いで傷を負った信秀に、
治療を頼まれているのではないかと疑った利政は、
東庵に、信秀の病状を報告してほしいと頭を下げます。

むろん、医者としてそれはきっぱり断るのですが、
美濃の状況を尾張で話されても困るからと、
利政は光秀に東庵の首を刎ねるように命じます。

東庵は、尾張の様子を報告する代わりに、借金10貫文の上乗せを希望します。
利政は、おもしろい医者を連れてきたと光秀をほめ、
もし尾張から戻らなかったら駒を人質として殺す、と脅します。
それを承知した東庵は、翌日早朝に稲葉山城を出発します。

尾張にも薬草を売りに来ていたので土地勘がある、という菊丸を連れて
光秀は百姓の格好をして尾張へ潜入します。
そして古渡城にたどり着くのですが、東庵を待っている間に不思議な少年と出くわします。
松平竹千代、後の徳川家康です。

当時、竹千代は織田家で人質として預かっておりまして、
古渡城から熱田へ移送されるところだったのです。
熱田には行きたくない竹千代は、光秀に三河の刈谷城に連れて行ってほしいと懇願します。
刈谷城には、竹千代の母がいるらしいのです。

光秀は、この城は警護が固いことを理由に脱出は無理だと諭します。
光秀は干し柿を竹千代に与え、いつか母に会える日が来ると説得します。

信秀と双六に興じていた東庵が庭にやって来て、光秀と対面するのですが
「茜草根(せいそうこん)」という薬草を手にした東庵は表情を曇らせます。
「つまるところ、役立たずじゃ。相分かったかな?」

信秀はウリをかじりながら、東庵に薬草を届けた者を捕らえ
怪しければ斬れ、と追っ手を差し向けます。
はじめは西三河の農民と欺いていましたが、光秀は菊丸を先に逃がし
追っ手の一人の刀を奪って応戦します。

刀折れ、もはやここまでか、というとき、
林の上から石のつぶてを投げる一群に助けられ、なんとか光秀は逃げることができました。

稲葉山城に戻った光秀は、東庵からの暗号を解読し利政に報告します。
流れ矢が肩に当たり、その根が取り切れておらぬためにその毒が体中を回り、
すでにわずかに発熱がある。あれではいつ倒れてもおかしくはなく、
すでに手遅れ、重篤である、と。

東庵の役目は充分に果たしたと、利政の許可を得て
人質の駒も解放されることになりました。
京でもどこでも好きなところに行けばいい、と大喜びする光秀ですが、
美濃から離れるのがそんなにうれしいのか、と駒はふくれてしまいます。

 

鉄砲の話に詳しい日運という僧が稲葉山城にやって来ました。
京・本能寺の種子島にある末寺が鉄砲を入手し、そこで大量に作らせているというのです。
作らせているのは将軍・足利義輝で、これは恐るべき戦道具と言ったとか。

光秀は、あのような複雑な作りの鉄砲を
どうやって作っているのか不思議に感じつつ
自身の鉄砲の技術を上げるために今日も練習を積みます。


作:池端 俊策
脚本協力:岩本 真耶
音楽:ジョン・グラム
語り:市川 海老蔵
題字:中塚 翠涛
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[出演]
長谷川 博己 (明智十兵衛光秀)
門脇 麦 (駒)
岡村 隆史 (菊丸)
西村 まさ彦 (明智光安)
伊吹 吾郎 (太原雪斎)
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川口 春奈 (帰蝶)
片岡 愛之助 (今川義元)
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高橋 克典 (織田信秀)
堺 正章 (望月東庵)
本木 雅弘 (斎藤利政(道三))
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制作統括:落合 将
プロデューサー:中野 亮平
演出:藤並 英樹

◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』
第5回「伊平次を探せ」

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