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2020年2月14日 (金)

プレイバック信長・(12)尾張統一

【アバンタイトル】


信長が弟・信行を抹殺したころ、
室町幕府第13代将軍・足利義輝は都を追われていて、
京都は、阿波の大名・三好長慶らによって支配されていた。
幕府はその政治力だけでなく、財政的な力も失っていた。


一方、甲斐の武田信玄と越後の長尾景虎は、
三回目の川中島の合戦を終え、
やがて始まる四回目の合戦に備えていた。


そして駿河の今川義元は、商工業などの発展のため、楽市を実施しながら
国内の支配体制を固め、なおも西に向かって勢力を広げていた。
今やその勢力は遠江から三河を抑え、
尾張国内の知多郡を始め、鳴海、大高、沓掛城にまで及んでいた。


信長は、まだ身内同士の勢力争いを続けていたのである。
残るは上4郡の守護代で、岩倉城主の織田信賢だけであった。
信長は、他国が侵入してくる前に尾張を統一し、力を結集しなければならない。
そのための時間は、あまり残ってはいなかった──。

 


生駒の娘・しのが男子を出生しました。
信長は家臣たちにお披露目しつつ、あまり近づきすぎて
悪い病気などもらってはならないと遠ざけ
でも見せびらかしたい気持ちは大きいわけです。


信長は末森城のるいを清洲城に呼び出しますが
るいは人が変わったように「信長!」と呼び捨てします。
信長は、信行を後ろから操っていたのは母上だ、と
今回の惨事が母の甘やかしが招いた出来事であったことを強調します。


そして、今後は清洲城にるいを閉じ込めることにします。
「親不孝者…」


ちなみに信行の正室であったせいは、
格別の温情を持って不問に伏し
親元に戻されることになりました。



永禄元(1558)年、信長は
しのを正室として清洲城に迎えることにします。
嫡男の母親は正室でなければならない、という
信長の考えからです。


正室である帰蝶は、今後も信長の奥方として清洲に留まりますが
しのから預かった奇妙丸を見ながらつぶやきます。
「なぜ…そなたは私から産まれなかったのじゃ…」
その様子を見ていた信長は、帰蝶に声をかけることができません。



丹羽長秀に代わって美濃の様子を監視していた
森 可成が清洲城に戻ってきました。
斎藤義龍が尾張上4郡の守護・織田信賢と手を結び、
信長と決戦に及ぶことになったというのです。


川尻秀隆からの報告でも同様のものがあり、
まちがいないと踏んだ信長は、
兵を急いで集めて出陣の支度に入ります。


戦いは2ヶ月にもおよび、
最終的には信長の勝利で終わりました。
信賢は岩倉城に戻り、籠城の準備に入りますが
信長軍は城を囲まず、撤退します。


加納随天は、斎藤軍を蹴散らし、尾張守護代を岩倉城に追いやったことで
尾張の統一が成ったことを上洛して報告することを進言します。
そして、尾張守護の役目を持ち帰ってこそ、初めて
尾張統一となることを説得されたのです。


 


山口の戦乱を逃れたトルレス神父たちは
豊後の大友義鎮の助けを得て家を借ります。
神父たちはそこで、貧しい人たちのために病院を開いたのです。
ちなみに日本ではそれまで、縫合という治療方法を知らなかったそうです。


 


半年後の永禄2(1559)年2月、
信長は随天の進言通り、
上洛を果たして尾張統一の報告をします。


しかしその行動に不満な男がいました。
駿府城の今川義元です。
「鼠はいつ虎に変わるか分からぬ。今のうちに信長踏みつぶし、
駿河から尾張を見渡すことできるようにしたいものじゃ」




原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
菊池 桃子 (帰蝶)
高橋 惠子 (るい)
的場 浩司 (池田恒興)
滝田 栄 (柴田勝家)
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高木 美保 (しの)
橋爪 淳 (前田利家)
杉本 哲太 (丹羽長秀)
本郷 功次郎 (佐久間盛重)
田中 健 (佐久間信盛)
稲川 淳二 (ロレンソ)
フランク・ニール (ルイス・フロイス)
──────────
仲村 トオル (藤吉郎)
柴 俊夫 (滝川一益)
宇津井 健 (林 通勝)
平 幹二朗 (加納随天)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
    :NHKテクニカルサービス
演出:小松 隆一

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