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2020年2月 4日 (火)

プレイバック信長・(09)道三敗死

【アバンタイトル】

戦国時代、槍は重要な武器のひとつだった。

当時普通に使われていたものは、長さ一間半、およそ2メートル70だった。
次は、美濃の斎藤道三が考えたと言われる、二間半の槍である。
かなり長い。およそ4メートル50である。
戦の時、槍同士のたたき合いに使ったのではないだろうか。

『信長公記』によれば、信長は「とかく槍は短くてはいけない」と言って
道三の槍を超えるべく、三間半の槍を作ったとされる。
しかし専門家によれば、三間半の槍は実践には使えそうにない、という。

槍の柄は、硬くて重いアカガシを使うことが多く、
6メートル半の槍は、持ち運ぶだけでも不便だという。
ただ当時、槍の一間が建築上の一間とは
別の単位だとすれば、話はおのずと別である──。

 

織田信長は、弟の喜六郎が織田信次の家臣に殺されたと聞き、
急ぎ守山城に向かいますが、すでに信次の姿はなく
殺めた信次の家臣もどこぞへ出奔してしまったらしく、
守山城はカラになっています。

末森城では、知らせを受けた織田信行が
信次討伐の軍を出せるように準備に入ります。
一方で、那古野城を預かる林 通勝は、信光暗殺といい信次出奔といい、
都合がよすぎる話だとして、しばらくは情報収集に専念します。

信長は、一族と家臣団を清洲城に集め
守山城の城代について誰がいいかを推挙させたうえで
弟の信時を任命します。

柴田権六を推挙していた信行は、ここ一番で
権六が辞退してしまったことを怒ります。
林の那古野城、信行の末森城、そして権六の守山城とつながれば、
信長を取り囲むことができ、有利に事を運ぶことができたのです。

 

山口で布教活動中のトルレス神父たちは、
周防の殿の許可もあって、
日本に初めて協会を建設することができました。
それでも、何も変わらずこれまで通りお布施をし、布教活動を続けます。

 

美濃・斎藤家家臣の森 可成から信長に書状が届けられ
信長に仕えたいと言ってきました。
信長は、道三の家督譲渡後の美濃に不穏な動きがある、と
家臣に調べさせます。

美濃の鷲山城に暮らす道三ですが、
義龍に仕える孫四郎と喜平次が稲葉山城で暗殺されたと知り
義龍と戦をする覚悟を固めます。

道三より援軍の依頼を受けた信長は、
夜明け前に各城に使者を送り、部隊をかき集め
美濃に向かうことにします。

 

その日の戦いでは、数の少ない戦いではありましたが
斎藤家重臣たちがこぞって義龍に味方する中、
道三軍が総崩れとなってしまいます。

もう少し持ちこたえることができたら、
信長の援軍が到着するのですが、
もうよい、と道三は家臣たちに優しい言葉をかけます。

道三は遺言状を残し、美濃一国を信長に譲るとしたためます。
そして次の瞬間、敵襲に襲われて首を討たれます。
「斎藤道三どの討ち死ににござりまする」


原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
菊池 桃子 (帰蝶)
的場 浩司 (池田恒興)
滝田 栄 (柴田権六)
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仲村 トオル (藤吉郎)
稲川 淳二 (慈海)
田中 健 (佐久間信盛)
橋爪 淳 (前田利家)
杉本 哲太 (丹羽長秀)
本郷 功次郎 (佐久間盛重)
篠田 三郎 (稲葉一鉄)
──────────
芦田 伸介 (斎藤道三)
林 隆三 (織田信秀)
宇津井 健 (林 通勝)
平 幹二朗 (加納随天)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
    :NHKテクニカルサービス
演出:重光 亨彦

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