« プレイバック信長・(15)家庭の問題 | トップページ | 大河ドラマ麒麟がくる・(07)帰蝶の願い ~帰蝶に信長への嫁入り話が~ »

2020年2月28日 (金)

プレイバック信長・(16)神の戦士たち

【アバンタイトル】


ザビエル来日以来、イエズス会宣教師の布教活動は
地理的条件もあって、九州を中心に行われていた。
彼らは異国で不慣れな生活を強いられ、戦乱に巻き込まれたが、
その力強い活動によって順調に信者を増やしていた。


そのころヨーロッパでは宗教改革によってプロテスタント、
いわゆる新教徒が増え、勢力を広げていた。


保守派はこれに対抗するべく異端審問制度を適用し、
特にイタリア・スペインでは、悪魔に取りつかれた人間として
プロテスタントの疑いのあるものを次々に宗教裁判にかけ、
火あぶりの刑に処した。


イエズス会は筋金入りの保守派である。
その宣教師たちが自らの命を削る思いで
日本での布教活動を続けていたのは、
皮肉な話と言わねばならない。


やがて信長はフロイスと出会うことになるが、
果たしてキリストの神を理解することになるだろうか──。

 


織田信長にしてみれば、桶狭間の戦いの戦勝祝いのその夜に
加納随天と母・るいとの密会を知ってしまったわけです。
随天を斬り、母に「恥を知れ!」と言葉を浴びせて一室に閉じ込めてしまいます。
それだけでなく、帰蝶やしののことなどが気がかりで、信長は頭が痛いです。


 


桶狭間の戦いの半年前、ヴィレラ神父一行は堺に到着。
比叡山には、仏教の大学のようなものがあると聞いて
休む間もなく向かいます。都での布教活動の許可を得るためです。
しかし一行が目指した上人は前年に亡くなっておりました。


ロレンソは食い下がりますが、全国の天台宗僧侶が集まる比叡山延暦寺では
宣教師たちの良くない噂も入ってきていまして、
布教活動許可のあっせんはできない、と断られてしまいます。
「分かりませぬ……日本人の心、分かりませぬ」


それから何度も延暦寺に通い、僧侶のトップと会うように勧められた一行でしたが、
トップは不在で一行は途方にくれます。
林の中で座り込んでいると、僧侶たちが彼らを追いかけてきました。


僧侶たちが持つ疑問をそのままヴィレラやロレンソにぶつけ、
彼らから丁寧な言葉で説明が繰り返されるわけですが、
いずれ宗論を戦わせている行為がばれてしまい、
一行は比叡山を降りるように命じられます。


ロレンソは、うまくいかない宗教活動に憤りを覚えますが
ヴィレラ神父は辛抱することを諭します。
そのうち、ヴィレラ神父が待ちきれなくなったようで、
比叡山の許可を得ずして京に向かおうと言い出します。


許可証がないまま入京した一行でしたが、
家すらも快く貸してくれるところがなく、
厳寒の中を耐え忍んでいました。


そのうち、本当に将軍足利義輝に話が伝わり、
南蛮人見たさに、謁見を許されたわけです。


将軍義輝に砂時計の土産を渡し、
京都での布教活動の認可をもらうことができました。


 


信長は義元を倒し、東の脅威がなくなったので
美濃を攻める決心を固めます。




原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
──────────
[出演]
緒形 直人 (織田信長)
高橋 惠子 (るい)
稲川 淳二 (ロレンソ)
テリー・オブライエン (ヴィレラ)
──────────
清水 綋治 (松永久秀)

平 幹二朗 (加納随天)
──────────
制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
    :NHKテクニカルサービス
演出:重光 亨彦

|

« プレイバック信長・(15)家庭の問題 | トップページ | 大河ドラマ麒麟がくる・(07)帰蝶の願い ~帰蝶に信長への嫁入り話が~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« プレイバック信長・(15)家庭の問題 | トップページ | 大河ドラマ麒麟がくる・(07)帰蝶の願い ~帰蝶に信長への嫁入り話が~ »