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2020年3月20日 (金)

プレイバック信長・(22)美濃攻略

【アバンタイトル】

信長はいま宿願の美濃制圧を成し遂げようとしていたが、
彼の前半生は過酷であった。

信長は尾張那古野に産まれたが、当時尾張国内には勢力争いの嵐が吹き荒れていた。
信長は6歳の時に父母から離され、那古野城主になった。
そして15歳になると、美濃斎藤道三の娘・帰蝶と政略結婚をさせられた。
だが、間もなく父・信秀が死に、頼りの平手政秀も自害して去った。

それからが、信長の正念場であった。
尾張の覇権争いが激化し、血で血を洗う戦いとなったのである。
まず尾張守護が消え、次に守護代が消え、信長の叔父たちも消えていった。
そしてついに信長は、末森城主で弟の信行を殺すことになったのである。

やがて尾張は平定されたが、それもつかの間、
大敵・駿河の今川義元が攻めてきたのである。桶狭間で戦いとなった。
信長はこの戦いで奇跡の勝利を治め、一躍脚光を浴びる存在となった。
27歳の時である。

その後、彼は本格的に美濃を攻めるため、城を清洲から小牧山へ移したが、
その間に帰蝶は去り、しのはこの世を去った。
いま信長は、前半生の総決算をしようとしていたのである。
33歳になっていた──。

織田信長は斉藤家重臣の強敵・長井隼人佐が守る関城を取り囲み、
ようやく東美濃を制圧しようとしていました。
その間、西美濃では土豪たちへの説得工作が引き続き行われており、
稲葉山城の斉藤竜興を孤立させようとしていたのです。

長きにわたる説得工作が功を奏し、
稲葉山城を残して美濃を制圧することができましたが、
そんな時、徳川家康から中断していた縁組の話が来ました。

信長自身も、わずか8歳の娘を嫁に出したくはありませんが、
敵に囲まれている徳川家の事情を考えると、そんな悠長なことも言っていられません。
信長は約束通り、その年の冬に五徳姫を徳川家へ嫁に出してしまいます。

堺にいたルイス・フロイスは、教会の周辺で捨て子を見つけてきては
教会で引き取り、全力で養育をしています。
その評判が立てば教会前に次々と捨て子が捨てられると諫めようとするのですが、
フロイスは全く聞く耳を持っていません。

森 可成が西美濃から帰還し、西美濃の豪族たちは人質を差し出したうえで
信長に忠誠を誓うという段階までたどり着きます。
信長は人質受け取りを先延ばしにし、
それよりも一日も早く稲葉山城だけを孤立させた美濃へ攻め込みます。

稲葉山城下に火をかけられているというのに、城にはその情報が上がって来ません。
竜興に従おうという豪族は数少なくなっており、みな織田方へ投降していたのです。
おまけに木下藤吉郎率いる野武士たちは城を山頂から追い詰めており、
竜興は逃げ場を失っていきます。

半月後、信長は稲葉山城を攻めることなく手に入れることができました。
斉藤竜興は家臣による助命嘆願があり、河内長島へ流されました。
美濃斎藤家は滅亡し、美濃国は信長が支配することになりました。

美濃から姉のりゅうが戻ってきましたが、その顔は恨み一色でした。
姉・りゅうの嫁ぎ先であり、妻・帰蝶の故郷である美濃を
そこまで攻め滅ぼしたいのかと言われて、信長は言葉を失います。

明智光秀が足利義昭の使者としてやって来ました。
義昭はいま越前一乗谷におり、早急に上洛したいために
信長に力を貸してほしいというわけです。

上洛、という言葉を聞いて、信長は
次の希望が芽生え始めていました。


原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
高橋 惠子 (るい)
的場 浩司 (池田恒興)
鷲尾 いさ子 (市)
滝田 栄 (柴田勝家)
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仲村 トオル (木下藤吉郎)
マイケル 富岡 (明智光秀)
橋爪 淳 (前田利家)
杉本 哲太 (丹羽長秀)
大和田 伸也 (酒井正親)
篠田 三郎 (稲葉良通)
フランク・ニール (ルイス・フロイス)
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郷 ひろみ (徳川家康)
田中 健 (佐久間信盛)
柴 俊夫 (滝川一益)
宇津井 健 (林 通勝)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
NHKテクニカルサービス
演出:加賀田 透

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