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2020年4月17日 (金)

プレイバック信長 -KING OF ZIPANGU-・(30)死神

【アバンタイトル】

元亀元(1570)年8月、姉川の戦いが終わって1ヶ月もすると、
天下を奪い返そうと阿波から大坂へ入った三好三人衆の動きを
封じ込めるべく織田信長はまたも戦に出陣、天王寺へ入りますが、
石山本願寺の早鐘を聞いて、敵に回ったかと調べさせます。

浅井から奪った横山城でお留守番をしている木下藤吉郎に、
六角承禎と本願寺一向宗が手を結んだと丹羽長秀が知らせてきました。
もしかしたら手を結んだのは総本山石山本願寺の指図かもしれず
石山本願寺の近くという大変危険な場所に信長がいるわけです。

信長不在の折、加納随天が岐阜城に上がり、留守居役の林 通勝に
何としても死神を取り除いてもらうよう懇願します。
近々織田家に不幸が及ぶと言う随天の口を封じ、
城から追い出そうとしますが、なかなか出ていこうとしません。

判明したのは、本願寺顕如は浅井、朝倉、六角、三好三人衆らと手を結び
信長を取り囲んでいる、ということです。
では本願寺顕如を動かしたのは将軍足利義昭しか考えられません。
明智光秀に将軍の動きを見張るように命じます。

各地で信長に対して戦の火を上げ始めました。
うち、比叡山近くの宇佐山城では弟・織田信治が、
籠城という信長の命を聞かずに長政と正面切って戦い、討ち死にします。
信治を助けようと追いかけた森 可成も、あえなく命を落としてしまいます。

いったん三好三人衆への備えは解き、全軍京に差し戻します。
信長は比叡山の僧を呼び出し、囲んでいる兵を手放さなければ
寺を焼き尽くすと脅しますが、その声は届いているようには思えません。

こうも次々と主だった者たちが命を落としていく。
通勝は岐阜城が死神に侵されていると思い始めます。
通勝は随天を呼び出してどうすればよいかを聞きますが、
随天はそっと毒薬を通勝に渡し、粥の中に入れて3日も食べさせれば…と答えます。

いよいよ、面倒なことになってきました。


原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
高橋 惠子 (るい)
若村 麻由美 (なべ)
的場 浩司 (池田恒興)
滝田 栄 (柴田勝家)
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仲村 トオル (木下藤吉郎)
篠田 三郎 (稲葉良通)
杉本 哲太 (丹羽長秀)
三上 真一郎 (森 可成)
辰己 琢郎 (浅井長政)
マイケル 富岡 (明智光秀)
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中山 美穂 (ねね)
宇津井 健 (林 通勝)
平 幹二朗 (加納随天)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
NHKテクニカルサービス
演出:小松 隆

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