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2020年5月 5日 (火)

プレイバック信長・(35)足利幕府滅亡

【アバンタイトル】

「徳川勢破られた!?」
茶漬けをかきこんでいた羽柴秀吉の叫び声が響き渡ります。
二俣城を落とした武田軍が、徳川家康が籠る浜松城を横目に通り過ぎて行ったことに
腹を立てた家康が、武田に戦いを仕掛けてそのまま大敗してしまったのです。

それよりも、このタイミングで朝倉義景が兵を引き始めます。
虎御前山砦の秀吉ももちろん、攻め手の浅井長政すらも、
朝倉軍の動きが全く理解できません。
ともかく、いま信長ができることは、武田の動きが分かるまで待つだけです。

元亀4(1573)年2月、武田軍はそのままゆっくりと西に進み
三河に入って野田城を落とします。

京の将軍足利義昭は、各地の大名に織田信長追討の命を下し
その動きに合わせて自らも挙兵します。
信玄はその義昭と動きを合わせるためか、
野田城を落とした後はその地にとどまり、動いていません。

もはやこれまでか、と信長は義昭と和睦を結ぶ決断をします。
織田軍はまだ戦っていませんが、戦って和睦すればそれは降参であり
城の明け渡しどころか、待つのは死のみということになります。
信長は前田利家に、明智光秀らと協議させるべく坂本状に向かわせます。

そんな話をしていたときに、三河に放ったラッパが戻ってきました。
武田軍は野田城を落とした後、軍勢を長篠にまで引いているそうです。
「武田信玄、病で倒れて死待つのみ」というウワサが
武田軍の軍兵の中に飛び交っているとのことです。

「天下をあなどれば、己の首を絞めることになる」
和睦を申し出た信長に対し、将軍義昭は一切を聞かなかったことにします。
もしかしたら将軍家の中に、何をこの期に及んで、と
せせら笑う気持ちがあったのかもしれません。

信長は、和睦が成らなければ攻めるまで、と
柴田勝家に石山本願寺を攻撃させます。
信長が京へ攻め込むという話は都の者たちを混乱させ、つぎつぎと洛外へ避難していきます。
信長が容赦しない人物であることは、十分に分かっていたのです。

義昭は、信玄が病床にあるという情報を多少遅れて受け取りますが
その時にはすでに、織田軍は目と鼻の先まで進軍していました。
信長からの和睦の話も、カッとなった義昭は蹴ってしまい、
信長の怒りを買って京の町を焼き払われてしまいます。

幕臣でありながら、もはや義昭に効く耳さえも持ってもらえなくなった
細川藤孝が、義昭を見限って織田方に鞍替えします。
未だに武田の上洛を待ち望んでいる義昭でしたが、
正親町天皇の仲立ちもあって、いったん織田と和睦を結ぶことになりました。

7月になって、義昭は再度信長に戦いを挑み、槙島城に立てこもりますが
今度という今度は信長も容赦することなく攻撃し
あえなく降伏せざるを得ませんでした。
ここに、名実ともに足利幕府は滅亡しました。


原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
高橋 惠子 (るい)
的場 浩司 (池田恒興)
マイケル 富岡 (明智光秀)
滝田 栄 (柴田勝家)
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勝野 洋 (細川藤孝)
橋爪 淳 (前田利家)
本田 博太郎 (荒木村重)
青山 裕一 (足利義昭)
寺田 農 (浅井久政)
辰己 琢郎 (浅井長政)
フランク・ニール (ルイス・フロイス)
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仲村 トオル (羽柴秀吉)
田中 健 (佐久間信盛)
宇津井 健 (林 通勝)
平 幹二朗 (加納随天)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
NHKテクニカルサービス
演出:重光 亨彦

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