« プレイバック信長・(36)浅井朝倉攻め | トップページ | プレイバック信長・(37)天下を取る »

2020年5月10日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(17)長良川の対決

弘治2(1556)年2月、斎藤道三は嫡男高政と戦うため、
大桑城を出て南の鶴山へ向かいます。稲葉山城とは目と鼻の先です。
叔父・明智光安に従って、光秀も敵を高政と定め、
鶴山へ向かうことにします。

尾張の清洲城では、帰蝶が写経をして心を静めているというのに
織田信長は身体に扇子を打ちつけ、うろちょろして落ち着きません。
信長はいてもたってもいられず、道三の救援へ鶴山へ向かうことにします。
黙って見送る帰蝶ですが、涙があふれてきます。
「…みな愚か者じゃっ!」

長良川北岸にある道三本陣では軍議が行われておりますが、
道三は謡を歌ってまるで聞いていない様子です。
一方、稲葉山城から出て長良川沿いに出てきた高政本陣では、光秀の遅着を心配していますが、
稲葉良通は、道三軍に寝返ったのだろうとつぶやきます。

戦は早朝に始まりました。
高政軍の竹腰道鎮が先陣を切って川を渡り、迎え撃つ道三軍と激しい戦いとなります。
光秀は長良川上流側で敵の背後から奇襲をかけ、川沿いを川下まで走り、
ようやく長良川を渡って道三軍に加わることができました。

ただ、一進一退を繰り返していた両軍ではありましたが、
高政が大軍を率いて戦場に現れるに至り、勝敗は決定的になりました。

高政との一騎打ちを求めてきた道三は、命をおとしてしまいます。
そして光秀は、高政との決別を宣言して美濃を離れていきます。
戦後、帰蝶が待つ清洲城にも悲報が飛び込んできました。
涙をこらえて気丈にふるまう帰蝶です。

三河と美濃の国境付近を、駒と菊丸がとぼとぼと歩いていました。
明智が戦に巻き込まれると聞いて、駒は一日も早く明智荘に向かいたいのです。
菊丸は菊丸で、駒の供といいながらも情報収集で日中動き回っているので、クタクタです。
それを知ってか知らずか、駒はすたすたと明智荘に向けて歩き出してしまいます。

明智城では戦の準備に大忙しですが、美濃から戻った光秀を待っていたのは光安でした。
光安は自分が座っていた場所に光秀を座らせ、自らは下座へ。
「わしは今日この場で、明智家の主の座をそなたに譲りたい」

とはいえ、攻め手3,000に明智勢300では戦うより結果は明らかです。
このままでは光秀も、光安も、左馬助も失って、明智家を滅亡させてしまいます。
光安は光秀に、代々伝わる明智ののぼりを渡した後、
いったん明智城を離れ、ほとぼりが冷めてから再び戻って城持ちに戻ってもらいたい、と。

光秀の母・牧も、この場を動かぬと言い出して光秀を焦らせますが、
牧が動かないのなら光秀も動くわけにもいかないし、熙子も離れるわけにもいきません。
先祖からの土地を守らなければ、という思いは、牧でなくともみな持っているのです。
みんなの説得に牧が応じ、光秀とともに明智荘を離れることになりました。

いよいよ逃げようかという時、
高政軍の声が聞こえてきたので、明智荘から見てみると、
明智城は山全体が取り囲まれ、すでに火がかけられていました。
光秀の表情がみるみる険しくなります。


作:岩本 麻耶・池端 俊策
音楽:ジョン・グラム
語り:市川 海老蔵
題字:中塚 翠涛
──────────
[出演]
長谷川 博己 (明智十兵衛光秀)
染谷 将太 (織田信長)
門脇 麦 (駒)
岡村 隆史 (菊丸)
木村 文乃 (熙子)
石川 さゆり (牧)
西村 まさ彦 (明智光安)
間宮 祥太朗 (明智左馬助)
村田 雄浩 (稲葉良通)
徳重 聡 (藤田伝吾)
──────────
川口 春奈 (帰蝶)
伊藤 英明 (斎藤高政(義龍))
尾野 真千子 (伊呂波太夫)
──────────
本木 雅弘 (斎藤道三)
──────────
制作統括:落合 将・藤並 英樹
プロデューサー:中野 亮平
演出:大原 拓

|

« プレイバック信長・(36)浅井朝倉攻め | トップページ | プレイバック信長・(37)天下を取る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« プレイバック信長・(36)浅井朝倉攻め | トップページ | プレイバック信長・(37)天下を取る »