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2020年5月 1日 (金)

プレイバック信長・(34)四面楚歌

【アバンタイトル】

元亀3(1572)年8月、浅井長政攻撃中の織田信長にとって
甲斐の武田信玄が京に向けて動くことは恐怖に近いものがありました。
当時の甲斐軍団は、日本最強と言われていたからです。
武田の出現によって、信長は周囲を敵に囲まれる形になってしまいました。

9月になると、信長は浅井攻めは木下藤吉郎に任せ、岐阜に戻ります。
盟友徳川家康は、岡崎城を嫡男松平信康に任せ、
自らは武田に備えるために浜松城に兵を集結させています。
明智光秀の坂本城も危ういですが、織田本軍から兵を割く余裕はありません。

信長は将軍足利義昭に対し、
決別とも受け取れる十七箇条の意見書を送り付けます。
これから起こりえることを考え、将軍義昭の非を
世間に明らかにしておきたい思惑があったのです。

10月3日、信玄が3万数千の軍勢を率いて甲斐を発ちます。
織田の家臣たちはまっすぐ西に向かうと思っていましたが、
まず諏訪を経由してまっすぐ浜松に南下していくようです。
まずは自軍の力を示すため、家康をカモに戦いを仕掛けるのかもしれません。

まっすぐ西進しても浜松から西に向かっても、
どちらにしても尾張は次の道筋にあるため、信長は
家康を救援すべく佐久間信盛に3,000の兵を預けて浜松へ向かわせます。
そして震源の動きに合わせて浅井朝倉も動き始めるかもしれません。

虎御前山砦で浅井と対峙する藤吉郎ですが、もはや援軍なくても
浅井の兵など蹴散らせる! と豪語しています。
そんな藤吉郎が、同席していた柴田勝家と丹羽長秀の武勇にあやかり、
二人の名字から一文字ずつもらって「羽柴」と改名します。

るいは、信長の表情から織田が窮地に立たされていることを察知し
吉をもたらせるために加納随天を呼び寄せさせます。
信長は随天を好きではありませんが、これまで随天が犯してきた無礼を
ここで吉に結びつけるために呼び、修行場に立ち入らせます。

諏訪から天竜川沿いをまっすぐ南下した武田軍は、
家康が守る浜松城の対岸にある二俣城を取り囲みます。
そして武田の別動隊がいきなり美濃に現れて、織田方の岩村城に攻め込んだのです。

12月に入って二俣城を落とした武田軍は、天竜川を渡り浜松城へ。
しかし、浜松城を取り囲むとおもいきや、
浜松城を横目に通り過ぎていくではありませんか。
この動きに翻弄されてしまった家康は、武田軍を追いかける形で三方ヶ原に向かいます。

結果、多勢に無勢、徳川軍は武田軍に大敗…。
武田軍はほぼ無傷のまま、そのまま西に向かってきます。

武田の強さを改めて知った将軍義昭は、今こそ好機と
天下に対して信長討伐宣言を発令します。
憎き信長を、この時につぶしてしまわねば、この先どうなってしまうか分かりません。

信長の命を受けて必死に祈り続ける随天ですが、
この時に大やけどを負い、両目の視力を失ってしまいます。


原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
高橋 惠子 (るい)
若村 麻由美 (なべ)
的場 浩司 (池田恒興)
滝田 栄 (柴田勝家)
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仲村 トオル (木下藤吉郎)
橋爪 淳 (前田利家)
杉本 哲太 (丹羽長秀)
大和田 伸也 (酒井正親)
寺田 農 (浅井久政)
辰己 琢郎 (浅井長政)
柴 俊夫 (滝川一益)
篠田 三郎 (稲葉良通)
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郷 ひろみ (徳川家康)
田中 健 (佐久間信盛)
宇津井 健 (林 通勝)
平 幹二朗 (加納随天)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
NHKテクニカルサービス
演出:小松 隆

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