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2020年5月22日 (金)

プレイバック信長・(40)夢の城

【アバンタイトル】

「ありがてゃー、ありがてゃーありがてゃ!」
誰もいない長浜城の広間で、ひとり座している羽柴秀吉が
念願の城主の座につけて、これ以上ないぐらいの満面の笑みです。

織田信長は、新たに築く安土城とその城下町についていろいろ考えています。
加納随天の易占いによれば岐阜からの方角も悪くないらしく、
京へも一日、岐阜へも一日で行ける都合のいい場所なのです。
建築部材は二条城を解体したもので一部をまかなうようです。

しかも城の住まいは高さ23~24間(約40メートル)の六層にしたいのですが、
随天は、六層でも四層でも凶なので、吉の五層でと進言します。
信長はフッとため息をついた後、人が住むのは五層まで、
その上に二層を重ねて展望台にする、と決めてしまいます。

それよりも何よりも、安土城内に建設する寺については、
信長自身が本尊となる寺としたいようで、これには
安土城建設チームの佐久間信盛や丹羽長秀は仰天しますが、
秀吉が、信長本人の口から出たことだと言うので、冗談ではないのでしょう。

そのころ京都では、高山右近らが出した資金で新たな教会が建てられます。
オルガンティーノ神父は建設現場を眺め、これでは邪教の寺と全く同じだ、
カトリックの教会を建てたかった、日本人に見せたかったと残念がります。
ルイス・フロイスはなだめ、ヨーロッパ風ではなく日本に形を合わせて、と説得します。

明智光秀からの知らせで、元将軍足利義昭が毛利輝元に泣きつき
毛利は上杉謙信と手を結んで元将軍を担ぎ出そうという動きがあるそうです。
信長は、裏で糸を引くのは本願寺顕如かもしれないと
一派を本願寺に追い込み、例によって本願寺を兵糧攻めします。

信長が絶対的な信頼を置く徳川家康は岡崎城にやってきました。
岡崎には嫡男松平信康と妻五徳、家康の妻築山殿、侍女のかなえがいまして
家康は築山殿に、そろそろ浜松に来ないかと打診しますが、
なんだかんだ理由をつけて岡崎を離れようとしません。

その理由のほとんどが「今川義元を討ったのは信長」というのが根底にあり
遠回しに信長の娘・五徳姫を批判しているわけですが、
家康は五徳姫をとても大切に思っていて、気にするなと声をかけます。

出戻りの市とるいが意見の食い違いで衝突することは多いのですが、
市は信長は浅井長政のどくろに金箔を施して持っていると訴え、
信長は好んで戦をしているわけではない、と信じていたるいは
わが耳を疑います。

るいは市となべを連れて信長の居室に入り、
存分に部屋の中を探させますが、市はついにそれを発見します。
市は声にならない奇声を発し、泣き崩れます。

ルイス・フロイスは長崎で布教活動をすることになり、
京都を離れることになりました。
フロイスは律義にも、京都で布教を許可した信長に別れの挨拶に出向き、
信長も多忙な中、対面の時間を設けます。

フロイスはこれまでの感謝の証として、キリストの十字架を差し上げ
預かっておこう、と信長はこれを受け取ります。


原作・脚本:田向 正健
音楽:毛利 蔵人
題字:渡辺 裕英
語り:ランシュー・クリストフ
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[出演]
緒形 直人 (織田信長)
高橋 惠子 (るい)
若村 麻由美 (なべ)
鷲尾 いさ子 (市)
マイケル 富岡 (明智光秀)
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仲村 トオル (羽柴秀吉)
稲川 淳二 (ロレンソ)
杉本 哲太 (丹羽長秀)
島村 佳江 (築山殿)
岩本 多代 (かなえ)
フランク・ニール (ルイス・フロイス)
──────────
郷 ひろみ (徳川家康)
田中 健 (佐久間信盛)
平 幹二朗 (加納随天)
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制作:八木 雅次
制作著作:NHK
共同制作:NHKエンタープライズ
制作統括:渡辺 紘史
制作協力:NHKアート
NHKテクニカルサービス
演出:重光 亨彦

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