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2020年10月18日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(29)摂津晴門の計略

将軍・足利義昭の御座所たる二条城の築城が着々と進んでいました。
織田信長は近隣の国々から人や物をかき集め、
京のめぼしい屋敷や、寺社からの庭石や調度品などを差し出させ、
自ら陣頭に立ち、工事を推し進めます。

細川藤孝は、信長が半ば強引に二条城築城に精を出していることで
単に将軍の名を使って金目の物をかすめとっているだけではと
陰口をたたく者もいることに危機感を覚えていますが、
将軍の城を作ろうとしなかった者が文句などもってのほか、と明智光秀は取り合いません。

それよりも、幕府内部には寺や神社と深くかかわって
寺社が営む金貸しに食い込んで利を得ている者がいることの方が重大です。
取り上げられた調度品を返納してもらう代わりに多額の金銭を献上し
その銭を懐に入れてしまう人間が幕府内部にはびこっているのです。

この醜い幕府内部を、政所の摂津晴門がどう裁くのか。
光秀は注視します。

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2020年10月11日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(28)新しき幕府 ~光秀の前に新たな敵 摂津が~

足利義昭は織田信長と対面し、信長が用意した1,000貫という銭に
これだけあれば貧しい民1万がひとつき暮らせると喜んでいます。
信長は明智光秀と打ち合わせた通り、上洛して室町幕府を立て直すつもりです。
諸国をまとめ、大きな国、大きな世を作るのです。

永禄11(1568)年9月、義昭は信長とともについに上洛を果たします。

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2020年10月 4日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(27)宗久の約束 ~光秀と信長、ついに上洛!~

永禄11(1568)年7月、足利義昭の一行は美濃立政寺に到着しました。
織田信長は、調度品や金銀をそろえて義昭を出迎えます。
義昭はその心遣いに感激しつつ、これだけの金銀があれば
どれだけの民が救えようかと、調度品には目もくれず大喜びです。

岐阜城に戻った信長は、銭を手にして感激する義昭を思い出し、
戦をする支度金であって銭は民を助けるためのものではないと明智光秀に愚痴を言います。
6歳に仏門に入れられてから23年、29歳まで僧侶として生きた義昭を
棟梁として生かすも殺すも信長次第と光秀は説得します。

信長はかつて光秀と話し合ったように、これから上洛して幕府を立て直し
諸国をまとめて大きな世を作り上げるつもりです。
妹のお市が嫁いだ北近江の浅井長政もともに上洛を果たしたいと言っていて
信長は数日、話し合いのために出かける予定にしています。

信長は光秀に、三好一派の兵の数を調べてもらいたいと依頼します。
それとともに朝廷内部では三好たちをどう思っているのか、
信長が上洛したとき、三好一派から乗り換える気があるのか、その感触も調査せよと伝えます。
「京には木下藤吉郎を潜り込ませてある。猿面をした、あのおしゃべりだ」

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