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2020年11月29日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(34)焼討ちの代償 ~戦の幻影が光秀を脅かす~

元亀2(1571)年9月、織田信長は比叡山延暦寺を攻め、
僧侶やそこで暮らす人々を男女の区別なくことごとく殺戮(さつりく)します。
比叡山は大きな打撃を受けたのですが、座主の覚恕は
わずかな供と東国へ逃亡したとのことで、逃げられてしまいます。

信長は戦況に大いに満足し、勝どきを上げますが、
光秀は、一存で女と子どもは見逃したと許しを請います。
信長は笑顔を崩さないまま、聞かなかったことにすると伝えます。
「ほかの者ならその首刎ねてくれるところじゃ」

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2020年11月22日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(33)比叡山に棲(す)む魔物 ~信長の非情に光秀は~

元亀元(1570)年11月、朝倉義景と浅井長政は
織田信長を討つために、延暦寺の助けを得て比叡山に陣を敷きます。
さらに西には三好一党と本願寺、南には六角承禎と一向宗に囲まれて
信長は孤立し、窮地に立たされていたのです。

近江宇佐山城に陣を敷く信長は、戦う姿勢を見せぬ朝倉を腹立たしく思っていました。
もたもたしていると、三好や本願寺が攻め込んできてしまいます。
その前に何としても朝倉と一戦を交える必要があるのです。

軍議に参加する明智光秀のもとに密書が届けられ、信長に進言します。
「信長さま、私はこれより叡山に向かいます」

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2020年11月15日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(32)反撃の二百挺(ちょう) ~信長軍、朝倉と再び激突~

元亀元(1570)年四月、織田信長率いる軍勢は越前金ヶ崎から京へ逃げ帰ります。
信長の、敗北でした。
しんがりを務めた明智光秀が二条城の将軍足利義昭に呼び出され、
戦の状況や失った兵数を聞いて、負けだな、と表情を曇らせます。

同席していた摂津晴門は、浅井長政が朝倉義景側に寝返って
戦況が危うくなってから3日も眠れなかったと皮肉たっぷりに言いますが
長政の寝返りは4日前のことであり、
特に隠し通していたその情報が京に届くのはいささか早すぎます。
光秀は、幕府内に敵方に通じている者の存在を疑い始めます。

「申しておくが、それがしは朝倉を真の敵とは思うておりませぬ!」
朝倉は幕府に味方してくれる大名だと考えている晴門に、
光秀と義昭は、言葉が過ぎるとたしなめますが、
政所に仕事を残してきたとかで、さっさと中座するありさまです。

光秀は今回の戦で、義昭がどうして金ヶ崎にいなかったのか疑問に感じています。
もし将軍が御旗とともにあれば、浅井の裏切りも朝倉の攻撃もなかったのです。
次回の戦は、高みの見物ではなくぜひ戦場に、と光秀は願い出ますが、
険しい顔の義昭は、最後まで光秀の願いには答えませんでした。

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2020年11月 8日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(31)逃げよ信長 ~金ヶ崎決戦!~

天下静謐(せいひつ)のため、一層励むよう──。
世を平らかにするための戦をすることを認める勅命をいただいた織田信長は
永禄13(1570)年4月、諸国から集まった兵たちを従えて
朝倉義景の待ち受ける越前を目指します。

信長の呼びかけに応じて、三河の徳川家康をはじめ
摂津の池田勝正、大和の松永久秀などが集結。
琵琶湖西岸を北上し、若狭国佐柿の国吉城に入ります。

「我ら、これより越前へ向かう。朝倉を討つ!」

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2020年11月 1日 (日)

大河ドラマ麒麟がくる・(30)朝倉義景を討て ~帝 本格登場&帰蝶も~

永禄12(1569)年・夏、京・二条城──。

明智光秀は、弟の明智左馬助を美濃から京へ呼び寄せたのと入れ替わりに
織田信長に呼ばれて美濃へ向かうことになりました。
その出発の時に合わせて、木下藤吉郎が挨拶にやって来て
妻のねねが作った強飯(こわめし)と、牛蒡(ごぼう)とタコの煮物を差し出します。

実はねねの弁当は単なる話のきっかけに過ぎず、松永久秀や三淵藤英たちも
岐阜城に招かれているとなると、次の戦への会議? と藤吉郎は探りを入れます。
実際幕府には、成り上がりの織田より大大名の支援で働きたいという者もいて、
そんな彼らを一掃しなければ新しい幕府は作れません。

朝倉を倒すのが一番だ、と藤吉郎なりの推測を光秀に伝えますが、
光秀は、妻や子に会いに行くだけだととぼけるありさま。
ただ10年間にわたって越前で過ごしてきた光秀なりの考えは…。
「朝倉さまと戦をするには、相当の兵の数と銭がいる。では御免」

二条城から出ようという光秀は、城内に入ってきた駒と再会します。
どうして駒が二条城にいるのか不思議な光秀ですが、
公方様がお待ちです、との声に促されて駒は行ってしまいました。
詳しく話を聞けなかった光秀は、悶々としたものを感じます。

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