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2022年1月30日 (日)

大河ドラマ鎌倉殿の13人・(04)矢のゆくえ ~始まる源平合戦絵巻 歴史動いた夜~

北条時政の後妻・りくがガチャガチャとくじをまぜて源 頼朝の前に置き、お願いします とうやうやしく頭を下げます。目をつむった頼朝はその中から一本のくじを引き、目を見開いてつぶやきます。「挙兵は……17日!」

 

17日は三島明神の祭りの日ですが、その方が守りは手薄になっているだろうからむしろ好都合です。まず北条時政と宗時の先陣隊が目代の山木兼隆の館を襲って放火し、これをもって平家討伐、関東挙兵ののろしにします。義時は、山木館を襲撃するのと同時に目代後見役である堤 信遠も討ってしまいたいと提案します。平家に味方した時の見本とするわけですが、信遠に受けた恥辱を晴らす時政と義時の思いに、宗時は信遠にも兵を差し向けることに賛同します。

三浦義澄・義村勢はこれと同時に衣笠を発って北条勢に加わり、相模の鎌倉に根城(ねじろ)を作ってそこに坂東中から兵を集めます。頼朝の父・義朝が本拠としていた場所、源氏の名の下に坂東武者たちが集まるのにはもってこいの場所です。

──宿敵平家を倒し、後白河法皇を救い出せ。それは、踏み出せば二度と戻れない、長く苦しい旅の始まり──

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2022年1月28日 (金)

プレイバック武蔵坊弁慶・(08)北方の王者

奥州平泉を目指す遮那王一行を、いつどこで賊に襲われてもいいように、つかず離れず送っているほくろ。ほくろの後をついてきた徳は、どこまで送っていけば気が済むんだと半ばあきれ顔です。「見てろ。これが俺の別れの挨拶だ」と一向に向かって矢を放つほくろ。その矢は弁慶の歩く数歩先の地面にサクッと刺さります。存在の知らない伊勢三郎は弓を構えるし、玉虫はとっさに人影に隠れますが、弁慶の仲間であると知り、一行は太平らに手を振って別れを惜しみます。

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2022年1月25日 (火)

プレイバック武蔵坊弁慶・(07)奥州下り

八条女院は気まぐれに弁慶の100人力を披露してもらい、かなりご機嫌です。頼もしい家来をお持ちじゃ、と遮那王にも言葉をかけます。そもそも八条女院がなぜ源氏に肩入れするかというと、保元・平治の乱以降 嘆かわしく感じているのは、人の道が地に落ちてしまったことが非常に情けないことで、人を人とも思わない平家一門のおごり高ぶりは特に目に余ります。平家一門さえ栄えればそれでいいという平 清盛の考えで、どうして国が治められようか、と考えているからです。他人を憐れむ心がなければならないと言う八条女院は、遮那王がいつか人の上に立つときがあっても忘れてはならないと諭します。

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2022年1月23日 (日)

大河ドラマ鎌倉殿の13人・(03)挙兵は慎重に ~頼朝ついに挙兵へ! 都の法皇を救え~

都に激震が走ります。平 清盛が後白河法皇を幽閉し、自分の孫を帝に即位させてしまうのです。この時即位したのは安徳天皇、1歳3ヶ月。

伊豆・北条館では、源 頼朝がまだ幼い大姫と戯れていまして、次はじいじじゃ! と近づいてきた北条時政に、政子が「寄らないで!」と止めます。父親にそんな言い方をしなくてもと思うのですが、それは政子だけではなく実衣も同じでありまして、時政と後妻のりくとの間にもうすぐ子どもが生まれるので、それまで我慢しなさいというわけです。しょうがねえなあ、とりくの横に座ろうとする時政ですが、りくからも「寄らないで!においが」と拒絶されてしまいます。

頼朝を婿に迎えた北条家に、都の不穏な気配が忍び寄っていました。
──治承4年。この年に起こったのは、歴史的な異常気象。日照りが幾月も続き、人々は飢饉(ききん)の不安におびえている──

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2022年1月21日 (金)

プレイバック武蔵坊弁慶・(06)愛憎乱舞

13年ぶりに再会を果たした母・常磐の家で、遮那王はひとりの少女と出会います。その名は静、今まさに初花の匂うばかりの美少女でした。静は無数に散る桜の花びらをそっと手のひらにのせて遮那王に見せるのですが、遮那王がちょっとしたいたずら心で「フッ」と吹き飛ばしてしまいます。少し拗ねる静ですが、また散るぞ…それ静も、と遮那王に促されて、すぐに笑みに戻って花びら遊びに興じます。

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2022年1月18日 (火)

プレイバック武蔵坊弁慶・(05)常磐と静

遮那王はめきめきと剣術の腕を上げておりまして、鞍馬寺の法師たちも大勢でかかってもまったく歯が立ちません。鞍馬寺の別当・東光坊阿闍梨は「あれでは法師たちが使い物にならぬ」と真顔です。常陸坊海尊は、常磐御前から2歳で引き離された牛若丸(遮那王)が、母恋しさに毎日泣くような弱弱しい男であったのに、阿闍梨は 遮那王がこんなたくましい成人になるまでよく育ててくれたと感謝します。

というより、遮那王が立派に育ちすぎて、平氏に目を付けられないように、あるいは六波羅探題が捕まえに来たとしても言い逃れできるように、遮那王の元服を引き延ばしに延ばしてきましたが、そろそろ限界かもしれません。阿闍梨は、遮那王に鞍馬寺を出させるつもりでいます。

──鞍馬の遮那王、日がな一日 戦の稽古に明け暮れ、母親譲りの笛で荒らげた心をいやす孤独な少年であった──

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2022年1月16日 (日)

大河ドラマ鎌倉殿の13人・(02)佐殿(すけどの)の腹 ~頼朝政子危険な接近 姉を守れ義時~

北条館の城門前、館を完全に取り囲む伊東祐親軍と しきりに追い払おうとする北条時政と三郎宗時。八重にお届け物に上がった北条小四郎義時を問い詰めた祐親が、逃亡した源 頼朝は北条館にいると取り囲み、引き渡しを要求してきたのです。はじめこそシラを切る宗時でしたが、時政がつい「命に代えても頼朝を守ってみせる!」と墓穴を掘ってしまい、頼朝を北条館で匿われていることを認めてしまいます。「でも武士として、一度匿うと決めたからには、死んでも佐殿を渡すわけにはいかないんじゃ!」

──平家を恐れる伊東と、それに抗う北条。坂東の片隅で起きた、一族同士のささいな諍いがやがて……。義時の運命が動き出す──

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2022年1月14日 (金)

プレイバック武蔵坊弁慶・(04)鞍馬の稚児(ちご)

御所を抜け出して弁慶と逢瀬を楽しんだ玉虫ですが、あの時の“奥州藤原の秀衡殿のように天下の旗頭となって玉虫を迎えにくる”という弁慶の言葉に、右京太夫は「どこまで本気なのかのう」と玉虫を気遣います。本当に玉虫のことが好きなのであれば、理想郷を作るなどとは言わずにいつどこででも一緒に暮らせるはずだともっともらしいご意見なのです。

玉虫としても不安がないわけではないのですが、弁慶が人をだますような法師には思えないのです。足手まといになって弁慶の出世の妨げになってはいけないと考えている玉虫ですが、本当は今日からでも一緒に暮らしたいというのが本音でありまして、右京太夫としては、そんな玉虫の女ごころを応援してあげたい気持ちです。

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2022年1月11日 (火)

プレイバック武蔵坊弁慶・(03)春宵 五条大橋

弁慶が荒れ狂ったのはほんの数刻前である。平清盛が住む西八条の館は、まさに台風一過の感があった──。

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2022年1月 9日 (日)

大河ドラマ鎌倉殿の13人・[新] (01)大いなる小競り合い ~三谷が描く北条義時 頼朝、政子の結婚前夜~

馬上の若武者、背中に橙色の衣をまとった女子を乗せて必死に逃げています。その後方からは3騎の武士たちが彼らを追っていて、弓で攻撃もしてきます。「姫、振り落とされないように気を付けて!」若武者はさらに速度を上げ、駆け続けます。ふと前方を見ると、前方にも彼らを追っていると見える武士たちが弓矢を構えて待ち伏せしていました。その攻撃をなんとかかわし、林の中を猛スピードで駆け抜けていきます。

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2022年1月 7日 (金)

プレイバック武蔵坊弁慶・(02)驕(おご)る平家

世は「平氏にあらざれば人にあらず」と自ら豪語した驕(おご)る平家の絶頂期。はじめは寺の自衛手段であった僧兵も、次第に武装集団に膨れ上がっていた。未だ人生の目的を持たぬ武蔵坊弁慶も、その一人であった──。

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2022年1月 4日 (火)

プレイバック武蔵坊弁慶・[新] (01)恋の荒法師

古来、数ある英雄伝説の中で、弁慶ほどその生涯が謎に満ちた人物はほかに見当たらない。
弁慶の名を記した室町時代の物語『義経記』にその出生を辿れば、関白藤原道隆の子孫である熊野別当・弁生を父に、二位大納言の姫君を母として生まれた、やんごとなき出自ということになる。また一説によれば、義経や頼朝とはいとこの間柄にある熊野別当・湛増の子であるといい、あるいはまた、歴代の熊野別当の中に弁生なる人物の名がないことから、弁生と湛増を同一人物としてその子とする説もあるが、いずれも決定的資料に欠けていることは否めない。
ともあれ、熊野は弁慶伝説の故郷であり、800年にわたって日本人の心の奥底に生き続ける類いまれなスーパーマンであることは確かである。果たして、武蔵坊弁慶とはいかなる人物であったのか──。

海辺を、列を崩さずにあるく総勢5名の山伏の一行。口々に京を唱えながら一歩一歩前へ歩いていきます。最後尾をついてくる編み笠の山伏は源 義経。後ろを振り返り、弁慶の名前を叫びますが、強風で砂が舞い、人の姿を見ることはできません。しかし「御曹司ーッ!!」という弁慶の声がしてパッと明るい表情になり、安堵する義経です。

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2022年1月 3日 (月)

大河ドラマ青天を衝け・(42-4)総集編第四部 渋沢栄一91年の物語を第1部から第4部まで一挙放送・民間外交にも尽力し走りつづける

(33)論語と算盤(そろばん)
第一国立銀行の大株主、小野組が放漫経営で倒産する。小野組に無担保で多額の貸しつけをしていた第一国立銀行も、連鎖倒産の危機に陥る。さらに、三野村利左衛門(イッセー尾形)率いる三井が、この機に乗じて第一国立銀行を乗っ取ろうとする。銀行を守るため、栄一(吉沢 亮)は、三野村との一世一代の大勝負に出る。一方、喜作(高良健吾)は、主要な輸出品である蚕卵紙(さんらんし)を値崩れさせようと、横浜の外国商館が口裏を合わせて買い控えをし始めたことに憤慨していた。

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大河ドラマ青天を衝け・(42-3)総集編第三部 渋沢栄一91年の物語を第1部から第4部まで一挙放送・明治政府出仕後、実業の道へ

(23)篤太夫と最後の将軍 ~大政奉還の大勝負~
フランスからの借款は消滅したが、篤太夫(吉沢 亮)が当面の資金繰りに奔走し、昭武(板垣李光人)は留学を続けていた。家庭教師のヴィレットの教えに従い、篤太夫たちは髷(まげ)を落とし、刀も外し、洋服を着ることに。同じころ、日本では西郷(博多華丸)が軍備を整え、岩倉(山内圭哉)と大久保(石丸幹二)が王政復古への動きを進めるが、慶喜(草彅 剛)は先手を打って政権を帝に返上してしまう。一方、血洗島では篤太夫の養子になった平九郎(岡田健史)が、江戸に向かおうとしていた。

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大河ドラマ青天を衝け・(42-2)総集編第二部 渋沢栄一91年の物語を第1部から第4部まで一挙放送・慶喜との出会い、パリに随行

(13)栄一、京の都へ
栄一(吉沢 亮)と喜作(高良健吾)は江戸で円四郎(堤 真一)の妻・やす(木村佳乃)から一橋家のご証文を受け取り、無事京都へたどりつく。京都では朝廷が参与会議を開催。薩摩藩などが国政に影響力を持ち始める中、“一度全てを捨て、新しい世を作ろう”と語る松平春嶽(要 潤)に、慶喜(草彅 剛)は静かに怒りを募らせる。一方、栄一からの文を喜んだ長七郎(満島真之介)は京都に行くことを決意。しかし道中で誤って飛脚を斬ってしまい捕らえられる。栄一の文も見つかり、幕府から目を付けられた栄一と喜作は追い詰められる。

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大河ドラマ青天を衝け・(42-1)総集編第一部 渋沢栄一91年の物語を第1部から第4部まで一挙放送・故郷で商才に目覚める

[新] (01)栄一、目覚める
武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一(小林優仁=子役)。人一倍おしゃべりの剛情っぱりで、いつも大人を困らせていた。ある日、罪人が藩の陣屋に送られてきたことを知った栄一は、近くに住むいとこの喜作(石澤柊斗=子役)らと忍び込もうとたくらむが…。一方、江戸では、次期将軍候補とすべく、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の息子、七郎麻呂(笠松基生=子役)を御三卿の一橋家に迎え入れる話が進んでいた。

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