大河ドラマ鎌倉殿の13人・(49-1)総集編第一章 ~伊豆の小豪族の次男 鎌倉幕府執権に大出世 武士の世を盤石にした男・北条義時の物語~
──頼朝の死から遡(さかのぼ)ること二十年あまり。それは、平家絶頂の時。伊豆の片隅で、この国の歴史を変える力が芽生えようとしている──
[新] (01)大いなる小競り合い ~三谷が描く北条義時 頼朝、政子の結婚前夜~
1175年、平 清盛(松平 健)が大権力者として君臨していた日本。伊豆の地では、北条義時(小栗 旬)が兄・宗時(片岡愛之助)、姉・政子(小池栄子)らとのんびり暮らしていた。しかし、流罪人・源 頼朝(大泉 洋)が義時の幼なじみ八重(新垣結衣)と恋仲になり、男児が生まれたことで状況は一変。清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親(浅野和之)は激怒する。頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令がくだり……
(02)佐殿(すけどの)の腹 ~頼朝政子危険な接近 姉を守れ義時~
罪人・源 頼朝を処断しようと兵を率いて迫る伊東祐親。しかし、北条義時の父・時政(坂東彌十郎)が頼朝をかばって対立。両勢力が一触即発の状態となる中、平 清盛を後ろ盾に相模の武士団を束ねる大庭景親(國村 隼)が現れる。一方、目まぐるしい展開に振り回される義時は、姉・政子らの助けを受けて頼朝と富士の山すそにいた。だがそれもつかの間、弓矢が放たれ緊張が走る……
(03)挙兵は慎重に ~頼朝ついに挙兵へ! 都の法皇を救え~
治承4年(1180)4月、源 頼朝と引き離された八重は伊東祐親の家人・江間次郎(芹澤興人)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時。そんな折、頼朝の叔父・行家(杉本哲太)が北条館を訪ねてくる。怪しがる政子。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平 清盛へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行)の御子・以仁王(木村 昴)の令旨(りょうじ)を携えていた……
(04)矢のゆくえ ~始まる源平合戦絵巻 歴史動いた夜~
治承4年(1180)8月、ついに挙兵を決断した源 頼朝の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆(吉見一豊)を討って初戦を飾るべく戦支度(いくさじたく)を始める。しかし、頼朝の乳母子である山内首藤経俊(山口馬木也)に助力を断られるなど、強大な平家の威光の前に思うように兵が集まらない。強気な兄・宗時とは対照的に、自身の浅慮を後悔する北条義時。そんな中、対岸の江間館で暮らす八重が義時に声をかけ……
(05)兄との約束 ~三百対三千の戦い・決戦! 石橋山~
闇夜にまぎれ、堤館と山木館を立て続けに襲撃した源 頼朝の一党。見事に首級を挙げて勝利した頼朝は、北条義時の知恵も借り、坂東での政(まつりごと)の第一歩として土地の分配を始める。だが、これを知った平家方が激怒。相模では、奉行を務める大庭景親が梶原景時(中村獅童)ら三千の兵を率いて出陣。伊豆でも、頼朝討伐に燃える伊東祐親が動き出す。これに対する頼朝は全軍を率いて鎌倉を目指すが……
(06)悪い知らせ ~洞窟抜けて海越えて 源氏再起動!~
大庭景親率いる平家方の前に大敗を喫した源 頼朝の一党。この合戦で、北条家を引っ張ってきた宗時ら有力な坂東武者が戦死。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に身を潜める。一方、兄・宗時の熱い想おもいに決意を新たにした義時は、再起を図るべく父・時政とともに甲斐を治める武田信義(八嶋智人)のもとへ向かった……
(07)敵か、あるいは ~2万の軍勢を率いる男 敵か味方か~
平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇。丹後局(鈴木京香)へ救出に名乗りを上げない源氏への不満をもらす中、平 清盛から挙兵した源 頼朝が石橋山で大敗したと知らされ悔しさで顔がゆがむ。その頃、房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤(岡本信人)のもとへ安達盛長を、上総広常(佐藤浩市)のもとへ和田義盛(横田栄司)と北条義時を送り込む……
(08)いざ、鎌倉 ~頼朝ついに鎌倉入り 北から義経も~
挙兵した源 頼朝を討つため、追討軍を送る平 清盛。後白河法皇は地図を広げ、丹後局らと戦況を占う。一方、奥州をたった源 義経(菅田将暉)は、兄・頼朝との対面を夢見て歩みを進めていた。そのころ坂東では、上総広常らを加え勢いを増す頼朝が、鎌倉を目指して進軍。頼朝の命を受けた北条義時は、武田信義を味方に引き入れるため、再び甲斐へと向かう……
(09)決戦前夜 ~頼朝義経が涙の再会 富士川の戦い~
ついに鎌倉入りを果たした源 頼朝の一党。敵対した平家方を捕らえるため、頼朝は競わせるように和田義盛と畠山重忠(中川大志)を派遣。これを知った北条義時と三浦義村は、祖父・伊東祐親と八重を救うため急ぎ伊東へと向かう。そのころ、都を出た平家の追討軍が東海道を進軍。甲斐では、出陣を約束した武田信義が義時の父・時政に……
(10)根拠なき自信 ~頼朝の四人の弟たち 義時の嫉妬~
平家の追討軍を見事に退けた源 頼朝。これを聞いた後白河法皇はほくそ笑み、平家の総帥・清盛は都を京へ戻すことを決断。奥州の覇者・藤原秀衡(田中 泯)は義経の文を一読し、静かに源平の様子をうかがう。そんな中、鎌倉では八重が侍女として頼朝のそばで働き始めるが、北条義時の気づかいに亀(江口のりこ)が疑念を抱くなどそれぞれの思惑が入り乱れていた……
(11)許されざる嘘 ~頼朝遂に鎌倉殿へ! 宿敵清盛死す~
鎌倉では、源 頼朝の新たな御所が完成。坂東武者に平家の旧領を恩賞として与えるなど着々と体制が整えられ、北条義時も慌ただしい日々を送っていた。だが、りく(宮沢りえ)は、頼朝の舅しゅうとである夫・時政の処遇の低さに不満を募らせる。一方、都では平 清盛が敵対勢力の掃討に乗り出し、その苛烈さに人々が恐れおののく。そんな中、平家討伐を焦る義経は集った兄たちの前で……
(12)亀の前事件 ~政子怒りの後妻打ち~
北条義時から父・伊東祐親と兄・祐清(竹財輝之助)の死を告げられ、憤る八重。義時は八重をいさめ、源 頼朝から与えられた江間へと八重を送る。政子が懐妊し頼朝の嫡男誕生への期待が高まる中、比企能員(佐藤二朗)が比企尼(草笛光子)を伴い鎌倉に出仕。さらに、三善康信(小林 隆)から推挙された官僚・大江広元(栗原英雄)らが都から下向し、新たな関係が動き出す……
(13)幼なじみの絆 ~源平合戦の新局面! 木曽義仲登場~
政子が男児を出産し源 頼朝の嫡男誕生に沸く鎌倉であったが、頼朝の浮気が大騒動に発展。激怒した北条時政は伊豆へと戻り、これを比企家の好機と捉えた能員は源 義経らに近づく。そんな中、義時は八重のことを一途(いちず)に思い、鎌倉と江間を往復する日々を送っていた。一方、平家に敗北し再起を図る源 行家は木曽義仲(青木崇高)を頼り……
作:三谷 幸喜
音楽:エバン・コール
語り:長澤 まさみ
題字:佐藤 亜沙美
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小栗 旬 (北条義時)
新垣 結衣 (八重)
菅田 将暉 (源 義経)
小池 栄子 (政子)
江口 のりこ (亀)
中川 大志 (畠山重忠)
片岡 愛之助 (北条宗時)
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山本 耕史 (三浦義村)
梶原 善 (善児)
横田 栄司 (和田義盛)
八嶋 智人 (武田信義)
山崎 一 (牧 宗親)
堀内 敬子 (道)
阿南 健治 (土肥実平)
栗原 英雄 (大江広元)
小林 隆 (三善康信)
岡本 信人 (千葉常胤)
佐藤 B作 (三浦義澄)
小泉 孝太郎 (平 宗盛)
青木 崇高 (木曽義仲)
中村 獅童 (梶原景時)
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松平 健 (平 清盛)
佐藤 浩市 (上総広常)
國村 隼 (大庭景親)
田中 泯 (藤原秀衡)
杉本 哲太 (源 行家)
鈴木 京香 (丹後局)
草笛 光子 (比企尼)
市川 猿之助 (文覚)
浅野 和之 (伊東祐親)
佐藤 二朗 (比企能員)
坂東 彌十郎 (北条時政)
宮沢 りえ (りく)
大泉 洋 (源 頼朝)
西田 敏行 (後白河法皇)
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制作統括:清水 拓哉・尾崎 裕和
プロデューサー:長谷 知記・大越 大士・橋本 万葉・吉岡 和彦・川口 俊介
演出:吉田 照幸・末永 創・保坂 慶太・安藤 大佑
本文のストーリーは、NHK公式ホームページ『鎌倉殿の13人』のあらすじ欄よりそのまま引用しました。なお、出演者名(敬称略)は総集編の出演ではなく、該当期間の本編に出演し、ピンクレジットで紹介された方を順不同で並べ替えたものです。
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