大河ドラマどうする家康・(49-2)総集編第二章 試練のとき
(13)家康、都へゆく
家康(松本 潤)は、徳川領となった遠江の情勢も不安定な中、信長(岡田准一)の後ろ盾で将軍となった足利義昭(古田新太)の命令で京へ向かうことになる。そこで義昭の家臣・明智光秀(酒向 芳)や商人・茶屋四郎次郎(中村勘九郎)、市(北川景子)の夫・浅井長政(大貫勇輔)らと出会う。やがて義昭に謁見した家康は、将軍の器とは思えないその愚かな振る舞いに戸惑う。なぜ義昭を擁立したのか、そこには信長のある思惑があった。
(14)金ヶ崎でどうする! ~浅井裏切り! 信長家康絶体絶命!~
信長と共に、朝倉義景との戦に臨んだ家康。その裏では、浅井長政が謀反を決意していた。浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもない。長政の妻・お市の心中を察した侍女・阿月(伊東 蒼)は、謀反を知らせるため、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうが…。
(15)姉川でどうする! ~激突! 裏切りの密書~
命からがら藤吉郎(ムロツヨシ)と共に金ヶ崎の激戦を生き延びた家康。休む間もなく、信長に浅井・朝倉討伐の先陣を申し付けられる。そんな中、浅井長政からは「ともに信長を討ち取ろう」と呼びかける密書が届く。姉川を挟んで両軍が向き合い、決戦の時が迫る中、家康は信長を裏切るか否かの選択を迫られる。家臣の中でも意見が分かれ、紛糾するところに、家康陣へ信長から銃弾が撃ち込まれ…。
(16)信玄を怒らせるな ~生か死か! 決戦迫る~
浜松に居城を移した家康だが、城下で虎松(板垣李光人)と名乗る少年に襲われる。遠江の民は徳川を恨んでいるという虎松の言葉に、家康は傷つく。一方、信玄(阿部 寛)に対抗し、家康は上杉謙信との同盟を探るが、それが武田方に漏れ、進言を激怒させてしまう。武田との決戦を避けられないと覚悟を決めた家康は、人質として武田に送っている義弟・源三郎(長尾謙杜)を救い出すが、そこには信玄の思惑があり…。
(17)三方ヶ原合戦 ~家康 対 信玄! 運命の一戦~
信玄は徳川の拠点を次々に制圧。打つ手のない家康は、信長の本陣が加勢にくるまで浜松城に籠城すると決める。だが、浜松に攻め寄せてきた武田本軍は、なんと浜松城を素通りし、西へ向かおうとする。このまま武田軍を通せば、遠江の民から見限られ、信長の逆鱗(げきりん)に触れる。何より、瀬名(有村架純)ら家族のいる岡崎城が危ない。打って出るべきか、籠城を続けるか──。家康は究極の選択を迫られる。
(18)真・三方ヶ原合戦 ~徳川の命運は? 激戦の真相~
金荼美具足(きんだみぐそく)の遺体が信玄のもとに届けられると、家康討ち死にの知らせは全国に広まった。瀬名は動転しつつも、籠城戦への備えを家中に伝え、信長は武田との決戦を覚悟する。勝頼(眞栄田郷敦)たちは浜松城に攻め込むが、酒井忠次(大森南朋)の機転で徳川軍は難を逃れた。浜松を後にして西に兵を進めた信玄だが、体の異変に襲われていた。そんな中、徳川家臣団の前にある男が現れる。
(19)お手付きしてどうする! ~三方ヶ原の傷あと 信玄の遺言~
武田軍は撤退し、信玄は勝頼にすべてを託す。信長は武田に寝返った将軍・足利義昭を京から追放。一方、家康は信玄との激戦で大きな犠牲を払ったショックから、立ち直れないでいた。そんな中、美しい侍女のお万(松井玲奈)に介抱され、つい心を許してしまう。そのことを知った瀬名は浜松を訪ねるが…。
(20)岡崎クーデター ~武田勝頼の調略! 崩れる徳川の絆~
信玄亡きあとも武田軍の強さは変わらず、勝頼は徳川領に攻め込んだ。総大将の信康(細田佳央太)は数正(松重 豊)らと応戦するが、苦戦を強いられ、瀬名や亀(當真あみ)も、負傷兵の手当てに走り回る。病で浜松から動けない家康は、忠勝(山田裕貴)らを援軍として送る。そんな慌ただしい状況の裏で、岡崎上ではある陰謀が仕組まれていた…。
(21)長篠を救え! ~走れ強右衛門! 武田包囲の城に織田・徳川分裂~
武田に包囲された奥三河の長篠城。城主・奥平信昌(白洲 迅)はピンチを伝えるため、鳥居強右衛門(岡崎体育)を岡崎へ送り出す。強右衛門の手紙を受け取った家康は、織田に援軍を求めると、信長は二万を超える軍勢を率いて岡崎へやってくる。そして天下一統に突き進む信長は、参戦の条件として家康に驚くべき条件を提示する。
(22)設楽原の戦い ~武田軍と相対するも動かない不気味な信長 家康の奇襲で、事態は急転直下…~
徳川・織田連合軍は長篠城の西・設楽原で武田軍と対じ。だが信長は馬防柵を作るばかりで動こうとしない。しびれを切らした家康は、わずかな手勢で武田の背後から夜襲をかける危険な賭けに出る。策は功を奏し、勝頼は攻めかかってくるが、信長はその瞬間を待っていた。3000丁の鉄砲が火を噴く!
(23)瀬名、覚醒 ~徳川と武田の内通を疑う信長 難題を迫る!~
瀬名が武田の使者・千代(古川琴音)と密会していると知った五徳(久保史緒里)は信長に密告。すると信長は、水野(寺島 進)が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康に処分を迫る。苦渋の末、水野を手にかけた家康は、侍女・於愛(広瀬アリス)に癒しを求めるように。一方、設楽原の戦い以来、心のバランスを失っていた信康に、瀬名は秘めてきた大きな夢を打ち明ける。
(24)築山へ集え! ~瀬名と武田が接近!! 家康は苦渋の選択~
瀬名と信康が各地に密書を送り、武田方をはじめ多くの者が築山を訪ねていることを知った家康。これが信長に伝われば、命より大事な妻子を失うことになる。苦悶(くもん)の末、家康は数正らと共に築山へと踏み込む。だが瀬名は、家康が来るのを待ち構えていた。瀬名は、内々に進めていた途方もない計画を明かし…。
(25)はるかに遠い夢 ~築山事件! 愛妻瀬名たち 家康に壮絶な結末が~
武田勝頼の手で暴かれた、瀬名と信康の計画。それはやがて信長の知るところとなる。2人の始末をつけなければ織田と戦になる。それでも家康は信長の目をあざむき、妻子を逃がそうと決意する。一方、瀬名は五徳に、姑(しゅうとめ)は悪女だと訴える手紙を信長に宛てて書かせ、全ての責任を負おうとする。岡崎城を出た信康もまた、逃げのびることを良しとせず──。
(26)ぶらり富士遊覧 ~家康、修羅の道~
信長を恨む様子もなく従順に付き従う家康を理解できず、忠勝ら家臣の一部は不満を持っていた。そんな中、家康は安土へ戻る道中に信長を接待したいと申し出る。家臣団に於愛や茶屋四郎次郎も加わって富士遊覧の饗応(きょうおう)が始まるが、気まぐれな信長に振り回され、計画は思うように進まず…。
作:古沢 良太
音楽:稲本 響
語り:寺島 しのぶ
題字:GOO CHOKI PAR
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松本 潤 (徳川家康)
有村 架純 (瀬名)
松嶋 菜々子 (於大の方)
北川 景子 (お市の方)
岡田 准一 (織田信長)
大森 南朋 (酒井忠次(左衛門尉))
山田 裕貴 (本多忠勝(平八郎))
杉野 遥亮 (榊原康政(小平太))
音尾 琢真 (鳥居元忠(彦右衛門))
甲本 雅裕 (夏目広次)
板垣 李光人 (井伊直政)
小手 伸也 (大久保忠世)
波岡 一喜 (本多忠真)
岡部 大 (平岩親吉(七之助))
北 香那 (お葉)
細田 佳央太 (松平信康)
久保 史緒里 (五徳)
松井 玲奈 (お万の方)
木村 昴 (渡辺半蔵守綱)
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広瀬 アリス (於愛の方)
溝端 淳平 (今川氏真)
眞栄田 郷敦 (武田四郎勝頼)
田辺 誠一 (穴山信君)
橋本 さとし (山県昌景)
酒向 芳 (明智光秀)
佐藤 隆太 (羽柴秀長)
吉原 光夫 (柴田勝家)
毎熊 克哉 (大岡弥四郎)
松本 まりか (大鼠)
志田 未来 (糸)
柴田 理恵 (老婆)
立川 談春 (佐久間信盛)
古川 琴音 (千代)
大貫 勇輔 (浅井長政)
白洲 迅 (奥平信昌)
伊東 蒼 (阿月)
長尾 謙杜 (松平源三郎勝俊)
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ムロ ツヨシ (木下藤吉郎)
山田 孝之 (服部半蔵)
古田 新太 (足利義昭)
中村 勘九郎 (茶屋四郎次郎)
寺島 進 (水野信元)
リリー・フランキー (久松長家)
松重 豊 (石川数正)
野村 萬斎 (今川義元(回想))
阿部 寛 (武田信玄)
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制作統括:磯 智明・村山 峻平
プロデューサー:堀内 裕介・国友 茜・大橋 守・釜谷 正一郎
演出:加藤 拓・村橋 直樹・川上 剛・小野 見知・田中 諭・野口 雄大
本文のストーリーは、NHK公式ホームページ『どうする家康』のあらすじ欄よりそのまま引用しました。なお、出演者名(敬称略)は総集編の出演ではなく、該当期間の本編に出演し、ピンクレジットで紹介された方を順不同で並べ替えたものです。
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