大河ドラマ光る君へ・(49-5)総集編終の巻
(31)月の下で ~まひろは天皇のために物語を~
夫の死から三年、まひろ(吉高由里子)は四条宮の女房達に和歌を教えながら自作の物語を披露し、都中で話題になっていた。ある日、そこに歌人のあかね(泉 里香)がやってくる。自由奔放なあかねに、どこか心ひかれるのだった。その頃、宮中では「枕草子」が流行していた。「枕草子」を読んでは亡き定子(高畑充希)を思う一条天皇(塩野瑛久)。道長(柄本 佑)は気をもみ、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に相談すると…
(32)誰がために書く ~まひろは宮中で執筆~
道長の思惑通り、一条天皇はまひろが書いた物語に興味を示す。そこで道長は、まひろに道長の娘・彰子(見上 愛)が暮らす藤壺へあがり、女房として働きながら執筆することを提案。狙いは、一条天皇が物語の続きを読むため、藤壺へ来ることを増やし、彰子との仲を深めるきっかけにすることだ。まひろは道長の提案に戸惑うが、父・為時(岸谷五朗)に背中を押され…
(33)式部誕生 ~まひろの物語に一条天皇は…~
道長に頼まれ、まひろは彰子が暮らす藤壺に住み込みで働き始める。まひろは早速、物語の続きを書こうとするも、宮中での暮らしに慣れず、思うように筆は進まない。悩んだまひろは、道長の反対を押し切り、家に戻って執筆することに。この頃、一条天皇の命で除目の儀に復帰した伊周(三浦翔平)が不穏な動きを見せ始めていた。数ヶ月後、書き進めた物語を持って藤壺を訪ねると…
(34)目覚め ~中宮彰子の本音を聞きまひろは~
興福寺の僧らが都に押し寄せ、朝廷に要求を突きつける非常事態。道長は事の収拾に奔走する。一方、まひろは物語を書き進め、宮中の話題を集めるが、狙いである一条天皇と中宮・彰子の関係は深まらない。道長が熱望する彰子の懐妊はほど遠く、さらに都で病や火事など、不吉な出来事が続いたため、道長は一世一代のある決断をする。そんな中、天皇がまひろを訪ねてきて…
(35)中宮の涙 ~命がけの道長の旅・まひろは~
道長は中宮・彰子の懐妊祈願のため、息子の頼通(渡邊圭祐)と共に御嶽詣へ向かう。しかし険しい行程と悪天候に悩まされ、目的地である金峯山寺への到達に手こずっていると、伊周が武者を引き連れ、不穏な動きを見せる。その頃、まひろの書く物語に興味を持った一条天皇が、まひろに物語の真意を尋ねては、自身の境遇を重ね…。さらにまひろは彰子の本心を知り…
(36)待ち望まれた日 ~彰子の出産まひろが~
一条天皇の中宮・彰子がついに懐妊。宮中が色めきだつ中、まひろは彰子から、天皇に対する胸の内を明かされる。一方、清少納言(ファーストサマーウイカ)は、まひろが道長の指示で物語を書いたことを知り、伊周にある訴えをする。出産が近づくにつれて不安を抱える彰子に、頼りにされるまひろ。他の女房らに嫉妬されつつ、道長から新たな相談を受け…
(37)波紋 ~彰子の願いにまひろは豪華本作り~
中宮・彰子が一条天皇の皇子を出産し、まひろと道長は喜びを分かち合う。そんな二人の親密さがうわさになる中、彰子がまひろの書いた物語を冊子にして天皇への土産にしたいと言いだす。そこでまひろを始め、女房たちが力を合わせて豪華本を制作することに。一方、新たな皇子の誕生により、伊周らの思惑が外れ、皇位継承を巡る不穏な気配が漂い、内裏で事件が起こる。
(38)まぶしき闇 ~呪詛に揺れる宮中まひろは~
まひろの元にききょうが訪ねてきて、亡き后・定子の思い出を綴った「枕草子」から一条天皇の関心を奪ったまひろの物語への思いを打ち明ける。その後、まひろは物語の次の構想を練り始めるが、道長から新たな提案を受け…一方、中宮・彰子と親王に対する呪詛の形跡が見つかり、伊周の関与が明らかに。天皇は道長に相談して処分を検討するが…
(39)とだえぬ絆 ~まひろ娘の秘密に父が迫り~
中宮・彰子が二人目の皇子を出産。次期皇位をめぐり公卿たちの思惑が交錯する中、道長は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始める。そして道長と敵対していた伊周の体調悪化の噂が宮中で広まる。一方、帰省中のまひろが久々の家族団らんを楽しんでいると、賢子(南 沙良)の父親が道長であることを、惟規(高杉真宙)が為時にバラしてしまう。真実を知った為時は…
(40)君を置きて ~道長が娘と衝突 まひろ目撃~
まひろの書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。中宮・彰子の前では、気丈に振る舞う天皇だったが、道長の元に、占いによる不吉な予兆が報告されたことで、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速する。まひろが天皇の容態を心配する彰子に付き添っていると、道長がやってくる。そこで彰子は道長に対して感情を露わにして…
(41)揺らぎ ~まひろ驚く 歌会にききょう降臨~
即位した三条天皇(木村達成)と道長の間では、早くも水面下で覇権争いが始まろうとしていた。道長の息子たちの序列争いも表面化し…。その頃、まひろは天皇を失った悲しみに暮れる彰子を慰め、和歌の会を催すことに。すると、招かれていないききょうが現れる。さらにまひろの実家では、娘の賢子と若武者・双寿丸(伊藤健太郎)が仲を深めはじめ…
(42)川辺の誓い ~まひろ 宇治の道長のもとへ~
宮中で、道長と三条天皇が覇権争い。道長は娘・妍子(倉沢杏菜)を三条天皇の中宮にするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あき)を皇后にすると宣言。そこで道長は権力を誇示するため、ある計画を立てる。しかし体調に異変が…。一方、まひろは里帰り中に、娘の賢子がケガをした双寿丸を連れているところに出くわし…
(43)輝きののちに ~娘の恋心とまひろの想い~
三条天皇の暮らす内裏で度々火事が起こり、道長は三条の政に対する天の怒りが原因だとして、譲位を迫る。しかし三条は頑として聞き入れず対立が深まる。その後、道長は三条のある異変を感じ取る。その頃、まひろは皇太后・彰子に仕えながら、源氏物語の執筆を続ける中、越後から帰京した父・為時と再会。さらに娘・賢子から恋愛の相談をされて…
(44)望月の夜 ~まひろが聞く道長の栄華の歌~
道長は公卿らにも働きかけ、三条天皇に譲位を迫るも、代わりに三条の娘を、道長の息子・頼通の妻にするよう提案される。しかし頼通はすでに妻がいるため、その提案を拒否。道長は悩んだ末、皇太后の彰子に相談したところ…。一方、まひろは父・為時から予期せぬ相談を受ける。さらに源氏物語の執筆を続けていると、ある決意を固めた道長が訪ねてきて…
(45)はばたき ~まひろが道長に別れ告げ旅へ~
まひろの源氏物語はいよいよ終盤を迎えていた。ある日、まひろは娘・賢子から、宮仕えしたいと相談され、自分の代わりに太皇太后になった彰子に仕えることを提案。まひろは長年の夢だった旅に出る決意を固める。しかし道長の反対にあい、ついにまひろは賢子にまつわる秘密を明かすことに。旅立つまひろを思わぬ再会が待ち受けていた。一方、道長は出家を決意する。
(46)刀伊の入寇 ~異人の急襲 まひろと周明は~
まひろは念願の旅に出て、亡き夫が働いていた大宰府に到着。そこでかつて越前で別れた周明(松下洸平)と再会し、失踪した真実を打ち明けられる。その後、通訳として働く周明の案内で、政庁を訪ねるまひろ。すると稽古中の武者達の中に、双寿丸を発見する。さらに大宰権帥の隆家(竜星 涼)に、道長からまひろに対するある指示を受けたと告げられる。そんな中、国を揺るがす有事が…
(47)哀しくとも ~まひろ無事祈る道長の焦り~
まひろたちは異国の海賊との戦いに巻き込まれ、敵の攻撃で、周明が倒れる。一方、朝廷にも攻撃による被害状況が伝わり、動揺が広がる中、摂政・頼通は対応に動かず、太閤・道長への報告も止めてしまう。そんな事態を歯がゆく思う実資(秋山竜次)の元に、海賊との戦いを指揮する隆家から文が届く。やがて異国の脅威を知った道長は、まひろの安否が気になり…
(48)物語の先に [終] ~まひろ 道長との絆は永遠に~
まひろは倫子(黒木 華)から道長との関係を問いただされ、2人のこれまでを打ち明ける。全てを知った倫子は驚きと共に、ある願いをまひろに託す。その後、まひろは「源氏物語」に興味を持った見知らぬ娘と出会い、思わぬ意見を聞くことに。やがて時が経ち、道長は共に国を支えた公卿や、愛する家族が亡くなる中、自らの死期を悟って最後の決断をする。まひろは道長が危篤の知らせを聞き…
作:大石 静
音楽:冬野 ユミ
語り:伊東 敏恵 アナウンサー
題字・書道指導:根本 知
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[出演]
吉高 由里子 (まひろ/藤式部)
柄本 佑 (藤原道長)
黒木 華 (源 倫子)
三浦 翔平 (藤原伊周)
高杉 真宙 (藤原惟規)
町田 啓太 (藤原公任)
渡辺 大知 (藤原行成)
竜星 涼 (藤原隆家)
木村 達成 (三条天皇)
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伊藤 健太郎 (双寿丸)
塩野 瑛久 (一条天皇)
見上 愛 (藤原彰子)
ファーストサマーウイカ (ききょう/清少納言)
秋山 竜次 (藤原実資)
松下 洸平 (周明)
石野 真子 (藤原穆子)
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岸谷 五朗 (藤原為時)
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制作統括:内田 ゆき・松園 武大
プロデューサー:葛西 勇也・大越 大士・川口 俊介・高橋 優香子
演出:中島 由貴・佐々木 義春・中泉 慧・黛 りんたろう・松本 仁志・田中 陽児・渡邉 昭寛
本文のストーリーは、NHK公式ホームページ『光る君へ』のあらすじ欄よりそのまま引用しました。なお、出演者名(敬称略)は総集編の出演ではなく、該当期間の本編に出演し、ピンクレジットで紹介された方を順不同で並べ替えたものです。
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