大河ドラマべらぼう -蔦重栄華乃夢噺-・(49-4)総集編巻之四
(30)人まね歌麿
黄表紙の『江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)』が売れ、日本橋の耕書堂は開店以来の大盛況となった。蔦重(横浜流星)は狂歌師と絵師が協業した狂歌絵本を手がけるため、“人まね歌麿”と噂(うわさ)になり始めた歌磨(染谷将太)を、今が売り時と判断し起用する。その後、蔦重は“歌麿ならではの絵”を描いてほしいと新たに依頼するも歌麿は描き方に苦しむ…。一方、松平定信(井上祐貴)は、治済(生田斗真)から、公儀の政に参画しないかと誘いを受ける…。
(31)我が名は天
江戸市中は利根川が決壊し大洪水になる。蔦重は、新之助(井之脇 海)やふく(小野花梨)を気にかけ米などを差し入れようと深川を訪れる。食料の配給が行われる寺で平蔵(中村隼人)に会い、幕府は復興対策に追われ、救い米どころか裕福な町方の助けを頼りにしていると知る。そんな中、江戸城では家治(眞島秀和)が体調を崩し月次御礼(つきなみおんれい)を欠席する。老中らが戸惑う中、意次(渡辺 謙)は家治からある話を聞かされる…。
(32)新之助の義
御三家は新たな老中に定信を推挙する意見書を出すが、田沼派の水野忠友(小松和重)や松平康福(相島一之)は謹慎を続ける意次の復帰に奔走し、意次は再び登城を許される…。そんな中蔦重は、新之助を訪ねると、救い米が出たことを知る。蔦重は意次の対策が功を奏したからだと言うが、長屋の住民たちから田沼時代に利を得た自分への怒りや反発の声を浴びせられてしまう。
(33)打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)
天明7年、江戸で打ちこわしが発生する。新之助たちは、米の売り惜しみをした米屋を次々に襲撃する。報を受けて混乱する老中たちに対し、冷静かつ的確に提言する意次。そんな中、蔦重が、意次のもとを訪れ、米の代わりに金を配り、追々米を買えるようにする策を進言する。一方、一橋邸では治済が、定信に、大奥が反対を取り下げ、正式に老中就任が決まると告げるが…。
(34)ありがた山とかたじけ茄子(なすび)
老中首座に抜てきされた定信は、質素倹約を掲げ、厳しい統制を敷き始める。そんな中、蔦重は狂歌師たちに、豪華な狂歌絵本を作ろうと呼びかける。しかし、そこに現れた南畝(桐谷健太)は、筆を折ると宣言。南畝は定信を皮肉った狂歌を創作した疑いで処罰の危機にあった。意次が作った世の空気が定信の政によって一変する中、蔦重は世の流れにあらがうため、ある決意をもって、意次の屋敷を訪れる。
(35)間違凧文武二道(まちがいだこ ぶんぶのふたみち)
定信の政(まつりごと)を茶化した『文武二道万石通』。しかし、これを目にした定信は勘違いをし、逆に改革が勢いづく結果となり、蔦重は複雑な気持ちになる。そんな中、読売で、定信が将軍補佐になったことを知る…。歌麿は、かつて廃寺で絵を拾い集めてくれたきよ(藤間爽子)と再会し、心に変化が生まれる。江戸城では、家斉(城 桧吏)が大奥の女中との間に子をもうける…。
(36)鸚鵡(おうむ)のけりは鴨(かも)
蔦屋の新作『鸚鵡返文武二道(おうむがえしぶんぶのふたみち)』『天下一面鏡梅鉢(てんかいちめんかがみのうめばち)』が飛ぶように売れる。定信は、蔦重の本に激怒し、絶版を言い渡す。喜三二(尾美としのり)は、筆を断つ決断をし、春町(岡山天音)は呼び出しにあう。そして蔦重は、南畝からの文で、東作(木村 了)が病だと知り、須原屋(里見浩太朗)や南畝とともに、見舞いに訪れる。
(37)地獄に京伝
春町が自害し、喜三二が去り、政演(古川雄大)も執筆を躊躇(ちゅうちょ)する。そのころ、歌麿は栃木の商人から肉筆画の依頼を受け、その喜びをきよに報告する。一方、定信は棄捐令(きえんれい)、中洲の取り壊し、大奥への倹約を実行する。そのあおりを受けた吉原のため、蔦重は政演、歌麿に新たな仕事を依頼するが、てい(橋本 愛)がその企画に反論する。
(38)地本問屋仲間事之始(じほんどんや なかまことのはじまり)
蔦重は、歌麿のもとを訪ねると、体調を崩し、寝込むきよの姿があった…。そんな中、蔦重は鶴屋(風間俊介)のはからいで、口論の末、けんか別れした政演(京伝)と再び会うが…。一方、定信は平蔵を呼び、昇進をちらつかせ、人足寄場を作るよう命じる。さらに定信は、改革の手を緩めず、学問や思想に厳しい目を向け、出版統制を行う。
(39)白河の清きに住みかね身上半減
地本問屋の株仲間を発足させた蔦重は、改めを行う行事たちをうまく丸め込み、山東京伝(政演)作の三作品を『教訓読本』として売り出した。一方、きよを失い、憔悴(しょうすい)した歌麿は、つよ(高岡早紀)とともに江戸を離れる。年が明け、しばらくの後、突然、蔦屋に与力と同心が現れ、『教訓読本』三作品について絶版を命じられ、蔦重と京伝は牢(ろう)屋敷に連行されてしまう…。
作:森下 佳子
音楽:ジョン・グラム
語り(九郎助稲荷):綾瀬 はるか
題字:石川 九楊
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[出演]
横浜 流星 (蔦屋重三郎)
染谷 将太 (喜多川歌麿)
橋本 愛 (てい)
桐谷 健太 (大田南畝)
中村 隼人 (長谷川平蔵宣以)
高梨 臨 (知保の方)
井之脇 海 (小田新之助)
小野 花梨 (ふく)
木村 了 (平秩東作)
新浜 レオン (富本斎宮太夫)
栁 俊太郎 (土山宗次郎(回想))
城 桧吏 (徳川家斉)
藤間 爽子 (きよ)
中川 翼 (みの吉)
奥 智哉 (徳川家基(回想))
寺田 心 (田安賢丸(回想))
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有吉 弘行 (服部半蔵)
安田 顕 (平賀源内(回想))
峰 竜太 (熊野屋)
林家 正蔵 (松平信義)
林家 三平 (豪商)
島本 須美 (たか)
伊藤 かずえ (マツ)
谷村 美月 (しず)
高岡 早紀 (つよ)
中村 蒼 (次郎兵衛)
本宮 泰風 (若木屋与八(回想))
伊藤 淳史 (大文字屋市兵衛)
六平 直政 (半次郎(回想))
丸山 礼 (とく)
望海 風斗 (菊園)
安達 祐実 (りつ)
水野 美紀 (いね)
飯島 直子 (ふじ)
かたせ 梨乃 (きく)
橋本 淳 (北尾重政)
又吉 直樹 (宿屋飯盛)
古川 雄大 (北尾政演)
岡山 天音 (恋川春町)
尾美 としのり (朋誠堂喜三二)
風間 俊介 (鶴屋喜右衛門)
西村 まさ彦 (西村屋与八)
映美 くらら (大崎)
冨永 愛 (高岳)
井上 祐貴 (松平定信)
えなり かずき (松前道廣)
吉沢 悠 (松本秀持)
相島 一之 (松平康福)
矢島 健一 (本多忠籌)
嶋田 久作 (柴野栗山)
眞島 秀和 (徳川家治)
榎木 孝明 (徳川宗睦)
生田 斗真 (一橋治済)
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原田 泰造 (三浦庄司)
片岡 愛之助 (鱗形屋孫兵衛)
片岡 鶴太郎 (鳥山石燕)
高橋 克実 (駿河屋市右衛門)
高橋 英樹 (徳川治貞)
里見 浩太朗 (須原弥市兵衛)
渡辺 謙 (田沼意次)
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制作統括:藤並 英樹・石村 将太
ブロデューサー:松田 恭典・藤原 敬久・積田 有希・美濃 里亜
演出:大原 拓・深川 貴志・小谷 高義・大嶋 慧介・寺﨑 英貴・寺井 純玲
本文のストーリーは、NHK公式ホームページ『べらぼう』のあらすじ欄よりそのまま引用しました。なお、出演者名(敬称略)は総集編の出演ではなく、該当期間の本編に出演し、ピンクレジットで紹介された方を順不同で並べ替えたものです。
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