大河ドラマ天地人・(48-4)総集編第四部・愛の章
(35)家康の陰謀
慶長3年(1598年)3月、会津に入った上杉景勝(北村一輝)と直江兼続(妻夫木 聡)に、石田三成(小栗 旬)から豊臣秀吉(笹野高史)が病との知らせが届き、兼続は上洛する。そのころ、徳川家康(松方弘樹)は北政所(富司純子)に接近、上杉や三成の悪評を吹き込むなど暗躍していた。8月、秀吉は前田利家(宇津井 健)に後事を託し、三成らにみとられ亡くなる。諸大名は伏見城に集結。その席で家康は三成を叱責、緊張が高まる。大坂城へ移った淀(深田恭子)は諸大名に豊臣秀頼への忠誠を誓わせるが、家康はあいまいにし、逆に名指しはしないものの三成や上杉を批判。兼続は取り消しを求めるが、家康は応じない。そんな折、兼続のもとに初音(長澤まさみ)が現れ、三成が家康を討とうとしていることを伝える。急ぎ三成のもとに駆け付けた兼続は、重臣・島左近(若林 豪)の制止を振り切り、挑発は家康の罠であって怒りにかられてはならないと三成を説得し、思いとどまらせる。そして、家康の掟破りを罰するために詰問使が送られるが、家康は詭弁をろうしてかわしてしまう。一方、家康のもとに伊達政宗(松田龍平)の軍勢が到着する。この事態に兼続は収拾策を求めて利家のもとに出向く。そこへ家康が訪ねてきたことから、利家は一計を案じる。
翌年3月、利家が亡くなった。家康を抑える人間がいなくなり、兼続は不安を募らせる──。
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