2019年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

カテゴリー「NHK大河2019・いだてん」の10件の記事

2019年3月10日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(10)真夏の夜の夢 〜日本スポーツ海外初挑戦〜

明治45(1912)年6月3日、オリンピック開会式まで あと33日。
「もうすぐ夜の10時、太陽は沈みません」と
嘉納治五郎に宛てた手紙の中で、金栗四三はつづります。
そう、白夜なのです。

日露戦争に勝利したことで、日本人は注目を浴びておりまして
四三や弥彦は、オリンピックに関する質問ではなく
どうしてロシアと戦って勝てたのか、などという
一見無関係な質問を浴びます。

部屋の奥では、同じくオリンピック初参加のポルトガルから
マラソン選手としてラザロが取材を受けておりますが、
メダルを取ったら国から賞金が出るらしいと聞いて
四三は、自分は自腹で参加しているのに、と愕然。

世界記録保持者の四三がいると分かると、ラザロは
睨みつけながら近づき握手を求めます。
四三も敵対心いっぱいに睨みつけ、握手します。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(10)真夏の夜の夢 〜日本スポーツ海外初挑戦〜" »

2019年3月 3日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(09)さらばシベリア鉄道 〜初の五輪へ! シベリア鉄道波乱の旅〜

明治45(1912)年5月16日、
「敵は幾万」の合唱に見送られた
韋駄天・金栗四三と痛快男子・三島弥彦。

日本人として初めてのオリンピックに出場するために
ユーラシア大陸を横断し、
はるか北欧のストックホルムを目指します。
その距離──8,000km。

2人の人気はもはや全国区でありまして
大きな駅にはオリンピック選手を一目見ようと人々が押しかけ
八丁味噌を贈る者やら扇にサインを求める者やら。

敦賀に向かう各地でこんなことがあったので
なかなか眠れない四三は
これから始まる旅の記録を日記に残すことにします。

“誰も経験したことのない暗中模索の旅”という想いを込めて
『盲目旅行・国際オリムピツク協議参加之記』と名づけられました。
これは日本にたった一つしかない、
オリンピック初参加の貴重な記録です。

ストックホルム青春編の開幕でございます!

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(09)さらばシベリア鉄道 〜初の五輪へ! シベリア鉄道波乱の旅〜" »

2019年2月24日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(08)敵は幾万

「韋駄天のお出ましたい!」
その声の主は、兄・金栗実次でした。

羽田予選会の優勝トロフィーを質に入れようとした矢先
兄が東京にやって来たのです。
兄が東京にいることが信じられない金栗四三ですが、
それよりも信じられないことは、兄が金1,800円を持参したことでした。

四三はこれだけの大金を調達したということは
実家の田畑を売ってしまったと思い込んでいますが、
無論、実次は田畑を売ってもいいと考えているわけですが
できることはやっておきたいと、金策に走り回ったのです。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(08)敵は幾万" »

2019年2月17日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(07)おかしな二人

金栗四三は今日も走る。
スッスッハッハッスッスッハッハッ……。

ただ、最近は単独で走るだけではなく
徒歩部部長の可児 徳が自転車で追いかけて来て
走れ走れと発破をかけています。


嘉納治五郎は、もう一人のオリンピック出場候補である
三島弥彦を呼び出し、どうする? と背中を押します。
世界記録の四三でさえ、自費で行きたいと言っているのです。
(というより、単に治五郎の口車に乗せられただけですが)

弥彦は12秒で優勝でしたが、世界記録は10秒と4/5(10.8秒)。
そんな弥彦に、民衆の厳しい声が治五郎の元に届けられていました。
「そもそも記録員である弥彦には出場権が与えられていない」だの
「記録とて実に怪しい」だの「まぐれじゃないのか」だの。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(07)おかしな二人" »

2019年2月10日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(06)お江戸日本橋

マラソン世界記録保持者の金栗四三。

予選会の時に履いた足袋が走りにくかったと言って
足袋を作った播磨屋の黒坂辛作を怒らせてしまいますが、
同じく、播磨屋の足袋を愛用している清さんがたまたま通りかかり、
謝りたいという四三との仲を取り持ってくれます。

その謝罪の言葉が終わるか終わらないかのうちに
不機嫌そうな表情の辛作は、ポイッと足袋を放り投げます。
「履いてみな」

見れば、底の布が3枚重ねで縫ってあります。
しかも、四三の足に合わせてサイズの微調整もしてくれています。
試し履きした四三は、今にも走りたくてうずうずするほどの
このフィット感がたまらないわけです。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(06)お江戸日本橋" »

2019年2月 3日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(05)雨ニモマケズ

昭和35(1960)年、
酒を止められているはずの古今亭志ん生が
五りんや阿部千恵に止められるのも聞かず
落語の噺の練習だからと酒をあおり、そのまま高座に上がります。

志ん生が語り出したのは落語『芝浜』。
年末でもないのに魚河岸の芝浜だなんて珍しいね、と話していたら
場所は芝浜から品川、そしてアッという間に
羽田まで行ってしまいまして。

明治44(1911)年11月19日の
羽田競技場での予選会の日のことが語られます。

スポーツには金を出せない、と兄にきつく言われた三島弥彦は
オリンピック予選会には審判員として参加しますが
競技を見ていると、出場意欲がふつふつと沸き上がり
気がつくと共に並んで走っていました。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(05)雨ニモマケズ" »

2019年1月27日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(04)小便小僧

嘉納治五郎がオリンピック出場を見越して
『大日本體育協會』を発足した明治43(1910)年──。

その目と鼻の先で、6里24kmにおよぶ
マラソン大会が始まろうとしていました。
スタート地点である東京高等師範学校に
我らが主役・金栗四三の姿もありました。

スタートは今か今かと熱気に包まれる中を切り裂くように
1台の自動車が突っ切って、大木の横に停めます。
下りて来たのは三島弥彦。
TNG……天狗倶楽部のあの男です。

小便がしたか……と四三は木の影に行き、用を足しますが
その間にスタートの号砲が!

そんな時に限って小便が止まらず、焦る四三ですが(笑)、
それを見とがめられた永井道明には早く行けと怒鳴られ
大事な自動車の横で小便するなと三島弥彦にも怒られ、
四三は駆け出して行きます。

ともかく、出遅れたのは確かなようで、
町の人に教えてもらいながら集団を追いかけますが、
アッという間に集団の最後尾に追いつき、
アッという間に追い抜いていきます。

ダントツ最下位でスタートした四三は
ゴール地点に戻って来たときには第三位。
「よぉし、来い!」と懐中時計を手に協会からゴール地点に駆け下りる
治五郎が横を見ると、四三がすでにゴールしていました。

先生、間に合いませんでした(笑)。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(04)小便小僧" »

2019年1月20日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(03)冒険世界

昭和35(1960)年・東京 日暮里──。

古今亭志ん生の自宅にあるテレビでは、
その年に開催されるローマオリンピック大会に参加する
日本選手団の結団式が映し出されていました。

母親のりんに娘の美津子、弟子の今松が集まる朝の食卓に
突然現れた「古今亭五りん」という青年が現れます。
いかにも自然に入ってきたので、ついついふつうに返したのですが
まさか彼が弟子だとは、りんも美津子も今松も思っていないわけです。

かつて弟子にしてくれと押しかけて来た、小松です。
聞いてない、と彼を追い返そうと後を追って庭に出れば、
五りんはいきなり庭で冷水を頭から被り出します。
「ああっ寒っ! すいません、あの、親父の言いつけで」


明治42(1909)年・熊本──。

ここにも同じく、頭から冷水を被る金栗四三がおりまして。
海軍兵学校の身体検査に視力で落ちてしまった韋駄天は
嘉納治五郎会いたさに、そして治五郎を追い越すべく
次の目標を東京五等師範学校に定め、見事合格。

そのころの治五郎は、フランス大使館で
当初は断るつもりでいたオリンピック参加を
土壇場でひっくり返し、独断でGOサインを出したのでした。
「ぺ!」

明治43(1910)年・春、四三は東京へ。
日本人がオリンピック出場を夢見始めたころです。
出発には、家族総出で駅まで見送りに来てくれました。
今回の東京への旅は、美川秀信も一緒です。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(03)冒険世界" »

2019年1月13日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(02)坊っちゃん

明治44(1911)年11月19日、
羽田の競技場で開催された国内初のオリンピック予選会で
韋駄天だ! と歓喜して、嘉納治五郎が出迎えた選手。

(参考記録ながら)当時の世界記録を27分も縮め
見事に優勝を果たし、彗星の如く現れた
日本初のオリンピック選手・金栗四三(かなくり・しそう)。


昭和35(1960)年──。

高座で、四三をこう紹介した古今亭志ん生。
その映像は、街のあらゆる街頭テレビに映し出され
弟子入り志願をした小松と知恵も、それをじっと見つめています。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(02)坊っちゃん" »

2019年1月 6日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・[新] (01)夜明け前

5年後のオリンピックで東京に招致することができるか
西ドイツのミュンヘンで行われるIOC総会を2週間後に控え
このころの日本は建設ラッシュで
方々の道に慢性的な渋滞を引き起こしています。

昭和34(1959)年5月、東京日本橋──。

1台のタクシーが日本橋を左折したところ
スッスッハッハッ……とリズム良く呼吸をしながら
白い体操着姿の男が、アッという間に車とすれ違っていきます。

タクシーの乗客である初老の男は、その男をチラと見て
今のおとっつぁん、足袋で走ってたぞ、と
横に座っている娘でマネージャーの女に声をかけます。
「『富久』みてえだな、おい。ハッハッハッ」

その初老の男は、落語家の古今亭志ん生。
そして隣の娘は美津子です。
志ん生は、今からの高座で『富久』をやろうかな、と言い出します。
火事が起きて浅草から芝を走り回るたいこ持ちの噺(はなし)です。

IOC総会でスピーチをする予定だった北原が
運動会で転んでアキレス腱断裂3ヶ月の重傷となり
日本オリンピック委員会の田畑政治は
2週間後のスピーチに間に合わないと困り果てますが、

岩田はその代役として平沢和重を推薦します。
平沢は外交評論家でジャーナリストです。

平沢はスピーチを立派に成し遂げ、
デトロイト10票、ウィーン9票、ブリュッセル5票と抑え
東京は34票も集めて
昭和39(1964)年のオリンピック開催を勝ち取ります。

続きを読む "大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・[新] (01)夜明け前" »