2024年4月14日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(15)おごれる者たち ~摂政道隆の独裁が始まる~

永祚2(990)年。摂政となった道隆は、公卿たちの反発をものともせず、娘・定子を中宮に立てた。さらに道隆は一条天皇の母・彰子を、内裏の外の職御曹司(しきのみぞうし)へと遠ざけた。道隆は、妹・彰子とすれ違いざまに、内裏における長年の苦労を労わりますが、その言葉に皮肉さを感じた彰子は「心にもないことを」と吐き捨てます。

5日前、藤原道兼は藤原公任の屋敷を突然訪問し、そのまま屋敷に居座っています。道長は道兼を迎えに行きますが、道兼は帰ろうとしません。父にも妻にも子にも捨てられたと自暴自棄になる道兼は、摂政の首はいかほどかと道長に問います。摂政の首が取れたら未練なく死ねるとつぶやく道兼に、道長はこの世で幸せになってもらいたいと諭します。「兄上は変われます。父上はもうおられないのですから」

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2024年4月 7日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(14)進むべき道 ~兼家死す・まひろ道長は~

永祚2(990)年、倫子と対面した帰りのまひろと、屋敷に帰宅した道長が遭遇します。道長は何事もないかのようにまひろの横を通り過ぎ、倫子と彰子が道長を迎える一家のほのぼのとした様子を見ようともせず、逃げるように出て行ってしまいます。道長は、彰子が「ちちうえ」と言えたのに気づかず、心ここにあらずといった感じで、倫子は少し気になります。

女房として働き先が決まったという倫子への言葉はうそだったわけですが、いとは土御門殿の屋敷から呼ばれたのになぜ不採用だったのかと腹を立てます。まひろはうそをついたとも言えず、気に入られなかったのでは? とか女房としては使いにくかったのでは? と適当に答えていますが、あまりにいとが腹を立てるので、黙らせるためにも期待に添えず許しておくれと謝ります。

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2024年3月31日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(13)進むべき道 ~4年が過ぎまひろと道長は~

4年前の政変劇で、孫である一条天皇を即位させ摂政となった兼家は、瞬く間に息子たちを昇進させ、政権中枢に置いた。この日は一条天皇元服の日。加冠役を務めた兼家は、政権トップの座を揺るぎないものとした。永祚2(990)年正月5日、一条天皇が元服をします。姿を現した一条天皇の前には、藤原兼家はじめ道隆、道兼、道長といった息子たちが居並んでいます。

藤原定子が兄伊周(これちか)の恋文を見つけたといってはしゃぎ、伊周と取り合いになります。父道隆は過ちは人の恋文を勝手に盗み見た定子の方にあるとたしなめますが、母高階貴子も自慢の息子の恋文を読んでみたかったと微笑みます。定子は恋文の相手に婿入りするのかと尋ねますが、婿入りと聞いてまだまだ早いと貴子は驚きます。

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2024年3月24日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(12)思いの果て ~道長の縁談が進みまひろは~

寛和2(986)年、まひろと乙丸が高倉に行ってみると、藤原為時の介助を受ける女・なつめが出家するところでした。よかったな、と為時はなつめの頭を優しく撫でますが、なつめは息も絶え絶えに、別れた夫との間の娘・さわに会いたいと為時に訴えます。まひろが来ていることに気づいた為時は、娘に会わせてやりたいとそのことをまひろに依頼します。

なつめが出家し、いよいよかと悟ったまひろは、教えられた屋敷へと急ぎ、さわを連れて戻って来ます。為時はさっそくなつめとさわを対面させ、ふたりの手をつながせます。なつめは声を上げて涙を流し、その対面をまひろはじっと見守ります。為時に慈しまれたなつめは、穏やかに世を去った。

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2024年3月17日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(11)まどう心 ~父の復職のためまひろが奔走~

寛和2(986)年、屋敷に戻って来た藤原為時は、もう終わりだ と青ざめ、崩れるように座り込みます。出迎えるまひろといとは何のことだか分かりませんが、直後、藤原惟規(のぶのり)が「帝が退位したって聞いたけど?」と戻って来ます。為時は帝の退位により式部丞を免ぜられ蔵人の職も解かれたのです。「新しい帝はわずか7歳、これからは摂政さま(藤原兼家)の思いのままだ。この先の除目に望みは持てぬ」

19歳の花山帝が出家するとは……と宮中では藤原公任たちの話題に上がります。公任は、夜遅くに藤原道長が帝の退位を父の藤原頼忠に告げに来たのを目撃していて、道長が一枚かんでいるなら一家を上げての謀だと藤原斉信は分析します。そこに出仕してきた道長に、どうやって真夜中に帝を連れ出したのか斉信が尋ねますが、道長は「聞かない方がいいよ」とサラリと返します。

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2024年3月10日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(10)月夜の陰謀 ~兼家の策略に花山天皇は…~

決行は寛和2(986)年6月23日、丑の刻から寅の刻までが藤原兼家にとって運気隆盛の時……。安倍晴明の発言に、すぐではないか! 支度が間に合わぬ! と焦りを隠せない藤原兼家ですが、この日を逃せば謀(はかりごと)は成し遂げられず、帝はずっと帝にとどまるとまで言われては、兼家は決断せざるを得ません。兼家はその夜 一同を集め、帝を内裏から連れ出し、出家させる企みの全貌を明かした。

「丑の刻までに──」 藤原兼家は、清涼殿から玄輝門を抜け朔平門へ帝を連れ出す役には道兼を指名します。目をあざむくために帝に羽織らせる女の袿(うちき)は、道兼が手懐けた女官に準備させることにします。藤原道隆には朔平門の外に牛車を用意させます。時の知らせと同時に御所のすべての門が閉じ、道兼には山科の元慶寺を目指させます。

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2024年3月 3日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(09)遠くの国 ~捕らえられた直秀の運命は…~

寛和2(986)年、東三条殿に盗賊が入ります。その一味に、弟のようにかわいがっていた直秀がいたことに、藤原道長は愕然とします。「やはりあの時、射たのはお前であったか」 直秀は、捕らえた警護兵を睨みつけ、お前らも貴族らに見下されてきた輩だろとあおり立てます。道長は、直秀たちは人を殺めてはいないと命を奪うことを良しとせず、検非違使に引き渡すよう命じます。

この事件はさっそく左大臣家の集いで話が上がります。道長が獅子奮迅の働きで盗賊を捕らえたと茅子としをりが盛り上がりますが、まひろと源 倫子とは温度差があるようで、浮いていたことに気が付いて陽気に笑っていた声も思わず止めてしまいます。空気を呼んだ倫子は、先日当家(土御門殿)に入った盗賊と同じかしら? と口走ってしまい、しをりや茅子を困惑させます。

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2024年2月25日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(08)招かれざる者 ~因縁の相手とまひろ対面~

寛和元(985)年。藤原道長は打球を見に来ていたまひろの姿が頭から離れず、ため息交じりで月夜を見上げます。一方まひろも、文机に向かいながら道長のことを考えていましたが、こちらは同じ月を見上げながら、「あの人への思いは断ち切れたのだから」と自分を納得させようとしていました。

左大臣家の集いですが、話はもっぱら打球のことです。まひろは小麻呂を探しに雨に打たれていたので風邪気味ですが、茅子は藤原公任に心を奪われ、しをりは道長だと譲りません。源 倫子は、公任は少しおとなしかったと微笑みます。赤染衛門は道長と息がぴったりの公達(きんだち)がお気に入りですが、倫子から人妻なのにとからかわれます。「人妻であろうとも、心の中は己だけのものにございますもの」

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2024年2月18日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(07)おかしきことこそ ~まひろ・散楽を披露~

この夜、花山天皇がただ一人心から愛した忯子(よしこ)が、おなかの子とともに世を去った。死は穢(けが)れと考えられていたこの時代、天皇はじめ家族たちが遺体に近づくことは許されなかった。帝は気が狂いそうになりながら、忯子の元へ駆けつけようとしますが、従者たちに止められます。せめて忯子がいた証をと思ったのか、忯子が身に着けていた装束を抱きしめ涙に明け暮れます。

寛和元(985)年、その夜に屋敷に忍び込んで盗みを働いた直秀たちは、盗んできたものを草むらに広げて姿を消します。やがて口笛を合図に民たちが集まって、「お天道さまのお恵みだ!」と大喜びで品々を物色します。その盗賊を射た藤原道長は、その鈍い感触が手に残っています。同僚武官の宗近は、獲物の狩りと同じで盗賊はそれらより下だと慰めます。

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2024年2月11日 (日)

大河ドラマ光る君へ・(06)二人の才女 ~まひろがききょうと初対面~

永観2(984)年、衝撃の告白から帰宅したまひろは、涙で濡れた顔を洗います。藤原為時は、自分が愚かだったとまひろに詫び、左大臣家の集いには行かなくていいと告げます。まひろは為時を呼び止め、「父上のよりどころが我が家にとっての仇である右大臣家しかないのは、私もいやでございます。源とのつながりも持っておかれた方が」 まひろが男だったらと口にする為時は、その提案を認めます。

その左大臣・源 雅信とのつながりを、藤原兼家も持とうとしていました。倫子に道長を婿入りさせようというのです。雅信は宇多天皇の血筋であり、お屋敷の土御門殿も立派で、血筋と財力は申し分ありません。道長はそういう話をする気分ではないのですが、兼家は道兼を、道隆や道長が表の道をゆくための“泥をかぶるための道具”と考えよ、と冷酷な表情です。「今宵限りで忘れよ。道兼には道兼の使命があるのだ」

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