カテゴリー「NHK大河2026・豊臣兄弟!」の21件の記事

2026年5月31日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(21)風雲! 竹田城

【アヴァン・タイトル】

信長は秀吉に、毛利攻めの足掛かりとして播磨への出兵を命じた。しかしすでに播磨は2年前から荒木村重が調略を行い、地元の国衆を味方につけ毛利攻めの足場を固めていた。兄弟に立ちはだかる新たな敵とは──。

 

播磨と聞いて、穏やかな海と豊かな野山、うまいものがいくらでもあると福島正則がつぶやけば、行きたい! と加藤清正は物見遊山の気分ですが、羽柴秀吉は“私が髪を整える”と侍女2人にひっぱられる石田三成を「あれが今の播磨じゃ」と表現します。織田と毛利に挟まれてどちらに味方するかで引っ張り合いが続いている状態です。

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2026年5月24日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(20)本物の平蜘蛛(ひらぐも)

柴田勝家と言い合いになって戦線離脱した羽柴秀吉は、織田信長に釈明するために安土城に出仕します。上杉との戦いは惨敗に終わり、秀吉が帰らなければ大敗を喫することはなかったと睨みつける信長に、秀吉は策を忠告したと弁明します。であれば秀吉が仮に残ったとしても負けていたことになり、秀吉はいてもいなくても同じとなってしまいます。「では死ね」と信長は小姓が持つ刀を秀吉に放り投げます。

金ヶ崎で信長を説得したように、命がけで勝家を止めるなど本当にどうすることもできなかったのか? 今回の大敗は総大将の勝家の責は重いですが、敵の策を見抜きながら逃げ帰った秀吉も同罪です。秀吉について最も重い罪は、信長の命に背いたということです。このようなことは二度と! と秀吉は自分の顔を殴り続けますが、信長は秀吉を突き落とします。「叡山に続きこれで2度目じゃ。もはや許すことはできぬ」

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2026年5月17日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(19)過去からの刺客

織田信長の前に、三男織田信孝、嫡男織田信忠、次男織田信澄が並びます。甲斐武田の岩村城攻めを勝利で飾ったばかりの信忠に、信長は褒美として家督を与えます。これには信忠本人のみならず、家臣たちも動揺が広がりますが、家督以外にもこの城も、尾張と美濃のこともすべて信忠に譲るというのです。信長自身は「そろそろ新しい景色が見とうなった」と、安土へ移ることにします。

天正4(1576)年1月、信長は琵琶湖東部の安土山に、地上6階建ての巨大な城を作り始めます。水陸共に交通の要衝地であり、天下統一を見据えた信長の象徴となる城でした。羽柴長秀の家来となったばかりの藤堂高虎は、石垣の作り方で人夫たちと衝突し追い出されてしまいますが、兵が城を守るのではなく、兵たちを守ってくれるよい城を作らねばと長秀は諭します。

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2026年5月10日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(18)羽柴兄弟!

足利義昭を追放し、朝倉義景・浅井長政との戦いにも勝利した織田信長は、長篠の戦いで宿敵武田勝頼を破り、その勢力を拡大していきました。近江坂本城を拠点とする明智光秀、若狭の丹羽長秀、北伊勢の滝川一益、そして信長に反旗を翻した松永久秀に取って代わり、大和を任された筒井順慶と、セッツという畿内の重要地を支配した荒木村重。新たな武将たちが頭角を現し、織田軍が一層強固になる中──。

その名を「羽柴筑前守秀吉」と変え、織田家の家老となった木下藤吉郎、そして小一郎も名字を羽柴と改め「羽柴小一郎長秀」と名乗っていました。天正3(1575)年、長政の領地であった北近江を与えられた秀吉は、ここに長浜城を築きます。信長に仕えておよそ20年、ついに秀吉は城持ち大名となったのです。長浜城から城下町を眺め、笑いが止まらない秀吉と長秀です。

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2026年5月 3日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(17)小谷落城

ある村の寺では、境内で餅つきが行われております。子どもたちが掛け声をかけ、杵で餅をつくのは武田信玄です。この後、将軍足利義昭の使者・三淵藤英と対面するのですが、織田信長との戦を促されても首を縦には振りません。信長を恐れてはいないし、比叡山での所業もよく思っていない信玄ですが、盟約を結んでいる相手に対し破ることはできないと、主張を繰り返します。

説得の後を引き継いだのは義昭本人でした。従者に身をやつしての登場は、初めて信長と対面した時と同じです。義昭は信玄を武家の鑑と称賛し、かつての幕府の威光を取り戻して武家を束ねて秩序ある世に戻したいと熱い思いを訴えます。幕府も大名も寺社も朝廷も従わせようとする信長の下で、民は安寧に過ごせるだろうか、という思いが強いです。「武田信玄……織田信長を討ち平らげよ!」

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2026年4月26日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(16)覚悟の比叡山

姉川の戦いで、浅井雅楽助(うたのすけ)、浅井 斎(いつき)、遠藤直経ら、かけがえのない武者たちが討ち死にしました。自分が殺したようなものだとくよくよと思い悩む浅井長政に、市はそばにいて励まします。織田信長がこれほどまでに強くなったのも、これまで市がそばにいて励ましてきたからですが、今の信長には市はそばにいません。いい気味じゃ、と長政は微笑みます。

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2026年4月19日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(15)姉川大合戦

【アヴァン・タイトル】

市が浅井長政の元へ嫁いだことにより、信長と浅井は同盟を結んだ。信長は朝倉討伐のため越前に進軍。金ヶ崎城を攻略した。しかし……長政のまさかの裏切り。織田軍は朝倉浅井に挟まれ窮地に陥った。藤吉郎は敵の追撃を防ぐ殿(しんがり)を務め、撤退戦が始まった。世にいう『金ヶ崎の退(の)き口』である。果たして藤吉郎の運命は──。


長政に離縁を言い渡された市は、侍女の千代らを伴って小谷城から脱出しようとします。裏切者を逃すわけにはいかないと浅井久政が行く手を遮り、遠藤直経は織田信長への見せしめにと刀を抜きます。そこに現れた長政は、市が織田に知らせたのなら話は別と刀を振り下ろします。表情がゆがみその場に倒れる市ですが、刀を振り下ろしたのがいつの間にか木下藤吉郎になっていました。

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2026年4月12日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(14)絶体絶命!

近江小谷城では出陣の支度が整い、浅井長政は号令します。浅井の裏切りを知った越前一乗谷の朝倉義景は、長政はやっと立場を分かったようだと安堵します。織田信長は朝倉が流した偽りだと信じません。市が送ってよこした小豆袋も、竹中半兵衛が“両端をひもで縛った袋のネズミの意味”、袋にした白紙の書状も、何も書くことができない市の苦しい心境そのものと木下小一郎が信長への説得を重ねます。

負けを認めない信長は、浅井攻めを主張したり朝倉への総攻めを命じたり、珍しく混乱しています。盟友徳川家康にも怒鳴りつけ、明智光秀を蹴り上げています。木下藤吉郎は抜いた刀で自らの足を刺し、足手まといの自分がここに残り浅井勢を食い止めると言い出します。ふう、とため息をつき涙を浮かべる信長は、着用していた鎧を藤吉郎に預け引き揚げます。「二刻(ふたとき)経ったらすぐにわしの後を追ってこい」

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2026年4月 5日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(13)疑惑の花嫁

木下小一郎は、織田信長の命令で安藤守就の娘・慶(ちか)と婚礼を挙げることになりました。大喜びする木下藤吉郎に「うるさい!」と怒鳴って、小一郎の本心を聞き出したいなかとともですが、信長の命でもあるしこの縁談はわしの望みだと小一郎はひとり頷きます。直さんみたいな人だとええね! と笑うあさひに、あろうことかKYな藤吉郎がツッコみます。どんな人か分からないとつぶやく寧々は、慶が人目をはばかってどこかの男と会っている、男をたぶらかす“どんギツネ”……もとい“女ギツネ”と街の噂を藤吉郎に吹き込みます。

その数日後、小一郎のもとに慶が嫁いできました。慶は藤吉郎ファミリーのみんなの名前を憶えていて、丁寧にあいさつをしますが、どこか寂し気な表情です。藤吉郎は小一郎の様子が心配だから見てくると言いつつ、実際のところは慶のことが気になっているようですが、お隣の前田利家は慶について何か情報をもっているようで、小一郎のことが気になる様子です。

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2026年3月29日 (日)

大河ドラマ豊臣兄弟!・(12)小谷(おだに)城の再会

本圀寺(ほんこくじ)の変の敗北により三好三人衆は京を退き、堺の会合衆(えごうしゅう)は織田信長に服従することとなります。他の御用も何なりと と頭を下げる津田宗及に、さっそく茶を所望する木下藤吉郎ですが、いや今井宗久にお願いするわ、とニッコリ。指名された宗久は、特に驚くでもなく喜ぶでもなく、無表情のまま手を付きます。「へえ、お引き受けいたしまする」

信長は石が載った神輿に乗り、家臣たちに引かせています。それを遠巻きに眺めながら、竹中半兵衛は隣にいる宣教師ルイスフロイスに「あれは藤戸石(ふじといし)です」と教えてあげます。半兵衛によれば、藤戸石とは源平のころから伝わる勝利をもたらす石で、何人かの将軍が手にし、“天下人の石”とも言われているそうです。その石を公方さま(足利義昭)の御所まで運んでいる最中なのです。

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