市の東北にそびえる宝満山は四季折々美しく、いつも多くの登山者でにぎわっている。この山は古くから神の宿る山として崇(あが)められ、平安時代には唐に留学する最澄(さいちょう)が渡航の安全を祈った所としても有名である。山麓(さんろく)には寺が建てられ、多くの僧侶や山伏がいたが、戦国の戦乱で衰退した。現在は竈門神社が祀(まつ)られ、山中にわずかに残る石仏や同跡が昔をしのばせる。

<説明プレートより>