Kassy号から見た風景を、思うままに撮りました。2007年版、2009年版、2010年版、2011年版も公開中♪
橘の 花散る里の ほととぎす 片恋しつつ 鳴く日ぞ多き(大宰帥 大伴旅人)神亀五年旅人は最愛の妻大伴郎女(おおとものいらつめ)を亡した。朝廷は式部大輔石上堅魚(しきぶのだいう いそのかみかつお)を弔問に遣した。その時、堅魚は旅人たちと四王寺山に登り、ほととぎすの歌を詠んだ。これに和(こた)えてほととぎすに思いを託して詠んだのがこの歌である。橘の花が散る里のほととぎすは、散ってしまう花を惜しんで、片恋(かたおもい)をしながら鳴く日が多いことだという意。<説明プレートより>