こういう言い伝えがあったそうです。

むかしむかし、ネコをたいそうかわいがる和尚さんがおりました。
ある時、一匹の大ねずみが村に住みついて、村中をさんざん荒らして回りました。その大ねずみは、そのうち和尚さんにまで悪さをするようになり、お寺を荒らされた和尚さんは、ほとほと困り果てます。
そんな和尚さんを見かねたネコは、何百匹もの仲間を集めて大ねずみと戦い、ついに大ねずみを退治します。
翌朝、息絶えた大ねずみとともに変わり果てた姿のネコたちを見つけた和尚さんは、ネコたちを哀れみ、お墓を作って、いつまでも、いつまでも手厚く供養したそうです。